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「〈 日本史上の人物を
「旅人」としての観点でとらえたシリーズ
『日本の旅人』からの復刊 〉
〈 戦前は愛国精神の権化のごとく祭り上げられ、
かえって戦後は貶められた高山彦九郎の、
その等身大の実像を活写する 〉
昭和48年から淡交社より刊行された『日本の旅人』は、
池田彌三郎、奈良本辰也両氏を中心に構想され、
日本の歴史上の人物を「日本の旅人」として15人を採択し、
それぞれ当時の著名な執筆陣を迎えて著された
全15巻のシリーズでした。
今回、その中から「高山彦九郎」の巻を復刊します。
著者の野間光辰(1909 ~87)氏は、
井原西鶴研究の第一人者で、
『新修京都叢書』(全23巻)の編集を務めるなど、
京都在住の国文学者として活躍しました。
本書は、「寛政の三奇人」の一人として知られる
高山彦九郎の生涯を、
「旅人」としての観点から、
著者独特の軽妙洒脱な文体で読み解いていきます 」(内容)
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