◇
歴史でめぐる 洛中洛外(上) (京都を愉しむ) | |
クリエーター情報なし | |
淡交社 |
◇
どこの土地であれ、その土地の歴史を知れば
その土地への興味が何倍にもなるものだが、
京都の場合は、( 奈良時代以前と近代以降を除き )
京都の歴史は日本の歴史そのもの
といっても過言ではないから
格別のものがある。
◇
冒頭に掲げたのは、
京都検定委員会委員の井上満郎さんによる
上中下の三巻からなる人気の京都歴史案内、
「歴史でめぐる 洛中洛外」のうち、
洛中(現在の上京・中京・下京に相当する
昔の上京・下京)を対象にした上巻。
◇
ちなみに、中巻は洛北と洛西、下巻は洛東と洛南。
◇
以下は、その上巻の内容紹介。
◇
「〈歴史を知ってめぐればさらに愉しい京都。
京都検定委員会委員・井上満郎氏
による歴史をふまえた京都観光案内〉
〈 全三巻。第一回の上巻は、
上京・下京の市街地を中心にその周辺も案内します〉
長い歴史によって育まれた京都。
社寺や史跡は歴史を知ってめぐれば、
その奥深さを何倍も体験できます。
本書は、京都市歴史資料館館長・京都検定委員会委員
である井上満郎氏が、
歴史をキーワードに分かりやすく京都を案内します。
行ったことのあるところでも、
歴史を知って行けば
新たな目線で愉しむことができるでしょう。
京都の歴史を知るための入口ともなる一冊。
上・中・下の三巻で刊行します。上巻では、
上京・下京の市街地を中心にその周辺も案内します 」
◇
「 平安京は、朱雀大路(現在の千本通)を中心に
左京(東京)と右京(西京)の町が左右対称に作られたが、
右京は早く衰退し、
一方左京は南北に分かれて発展していった。
「上京」と「下京」である。
中世、あるいは
平安時代にまで遡るかとも思われるが、
ほぼ今の上京区・中京区・下京区にあたる
「上京」「下京」が、
京都の歴史と文化の中核をなした。
本書では「上京」「下京」を中心に、
洛外の一部についても紹介する 」
◇
◇