老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

下級国民は生涯独身、上級国民は一夫多妻 ? 〜 「上級国民/下級国民」

2019年08月27日 | 読書一般

ベストセラー作家の橘玲さんの近著。

下級国民は生涯独身、上級国民は一夫多妻 ?

なにやら、アラブ社会のようですね !

冒頭に掲げたのは、その新聞広告。

下は、その内容紹介。

上級国民/下級国民 (小学館新書)
橘 玲
小学館

「  やっぱり本当だった。 いったん「下級国民」に落ちてしまえば、

「下級国民」として老い、死んでいくしかない。

幸福な人生を手に入れられるのは「上級国民」だけだ──。

これが現代日本社会を生きる多くのひとたちの本音だというのです。

(まえがきより)

バブル崩壊後の平成の労働市場が生み落とした多くの「下級国民」たち。

彼らを待ち受けるのは、共同体からも性愛からも排除されるという“残酷な運命”。

一方でそれらを独占するのは少数の「上級国民」たちだ。

「上級/下級」の分断は、日本ばかりではない。

アメリカのトランプ大統領選出、イギリスのブレグジット(EU離脱)、

フランスの黄色ベスト(ジレジョーヌ)デモなど、

欧米社会を揺るがす出来事はどれも「下級国民」による「上級国民」への抗議行動だ。

「知識社会化・リベラル化・グローバル化」という巨大な潮流のなかで、

世界が総体としてはゆたかになり、ひとびとが全体としては幸福になるのとひきかえに、

先進国のマジョリティは「上級国民/下級国民」へと分断されていく──。

ベストセラー『言ってはいけない』シリーズも話題の人気作家・橘玲氏が、

世界レベルで現実に進行する分断の正体をあぶり出す。

著者略歴

橘玲

1959年生まれ。作家。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞  」

◇ 

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