老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

「あるヤクザの生涯 安藤昇伝」(石原慎太郎著)

2021年05月15日 | 読書一般

「 最大の武器は知力と色気、そして暴力 !

特攻隊員、愚連隊、安藤組組長、映画俳優……

昭和の一時代、修羅に生きた男の激動の生涯を

モノローグで描ききる圧巻のノンフィクションノベル !

あんた『雪後の松』という詩を知っているかい。

昔、ある坊主から教わったんだ。

『雪後に始めて知る松柏の操、

事難くしてまさに見る丈夫の心』とな。

男というものは普段の見かけがどうだろうと、

いざと言う時に真価がわかるものだ。

松の木は花も咲かず

暑い真夏にはどうと言って見所のない木だが、

雪の積もる真冬には

枝を折るほどの雪が積もっても、

それに耐え、青い葉を保っている。

それが本物の男の姿だというのだ。

俺はこの詩が好きなんだ。

(「長い後書き」より)          」(内容)

( kindle版あり )

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