老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

「ピサロ展」(美術館「えき」KYOTO)

2008年09月16日 | 京都雑記

京都滞在の最終日、帰りの新幹線に合わせて出るいつもの時刻よりは、

2時間ほど早めに、京都の拙宅を出て、

美術館「えき」KYOTOで開催されている、ピサロ展を観にいく。

印象派のうちで、モネやルノワールほど知名度があるわけではないが、

印象派という絵画革命のなかに、常に在り、

セザンヌやゴッホといった後期印象派の画家の人生の遠景にも、

見え隠れする、

このピサロという画家には、以前から興味があった。

オルセーやMOMAなどで、何点も、何十点も、観ているハズなのに、

あまり自覚的に観た記憶にないので、いい機会だと思ってでかけた。

ピサロには、田園風景や農村風景が多い。

今回は、それら、ピサロの風景画を、フランス絵画史の中で、系譜的に位置づけようとしたのか、コローやミレーの作品も何点か、あった。

また、今回の企画展の正式タイトルが、「印象派の巨匠ピサロ~家族と仲間たち~」であることから分かるように、

画家になったピサロの子供や孫の作品や、

友人の画家の作品も展示されている。

京都の美術館にしては珍しく、夜遅く(午後8時)まで開館している(ただし、入館締切は、その30分前)から、

他府県から京都に戻った際に、あるいは、

京都観光の帰りに、立寄ることもできる。

会期は10月5日(日)まで。

「老後は京都で」~トップページに戻る

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「京都紅葉名所」(水野克比... | トップ | 「よみがえる源氏物語絵巻」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

京都雑記」カテゴリの最新記事