◇
◇
「 失われつつある京都の伝統文化
京都は日本をうつす「かがみ」であり、
自身をうつす「かがみ」であり、
もしかしたら
世界の「かがみ」
であるかもしれません。
今、日本の伝統文化は危機的状況にあります。
私たちは、先人がつないできてくれたもの、
残してくれた有形無形の資産を、
未来へと再びつないでいく責務があります。
本書は、
数々の伝統文化の現場に携わってきた筆者が、
京都への愛と感謝をこめて、
京都と伝統文化の現状と未来への提言
を記すものです。
〈本書の構成〉
序章 京都に生きる
第1章 なぜ、いま伝統文化なのか
第2章 茶室にはあらゆる伝統がつまっている
第3章 伝統文化をプロデュースする
第4章 伝統文化から得られること
第5章 伝統の灯を絶やさないために
〈本書の内容〉
・失われつつある京都の伝統文化
・伝統とともに暮らす京都人
・「よそさん」の視点
・一日に二軒消えている京都の町家
・謎解きをあそぶ茶事の愉しみ
・建物の声を聞く、「弘道館」
・文化財の価値をひらく、二条城「寛永行幸」
・「文道」をつなぐ、北野天満宮「曲水の宴」
・史料から興す、下鴨神社「糺勧進能」
・作り手になってみる、京菓子展「手のひらの自然」
……ほか 」(内容)
◇
◇
(インスタグラム版「老後は京都で」は→コチラ)