老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

京都移住と終活(その1) ~ 日本の歴史に抱(いだ)かれながら死ぬ

2021年03月29日 | シニアライフ&終活

( kindle版あり )

歴史小説家の葉室麟さんは、

生きてるうちに

見るべきものは見ておきたい、、、と

晩年京都に仕事場を移されたが、

葉室麟さんに限らず

晩年は京都で暮し

千二百年の長きにわたって

日本史の舞台であり続けた

京都で死にたい、、、、

と考える人は多い。

京都が千二百年の都である

ということは

千二百年分の人生と死があった、、、

ということだから、

京都で暮すことで

自身もモータルな(死にゆく)存在である

ということを

受容しやすくなる

ということなんだろう。

冒頭に掲げたのは、

その葉室麟さんの京都エッセイ、

「古都再見」 。

以下は、その内容紹介。

「 幕が下りるその前に見るべきものは、

やはり見ておきたい

歴史作家は故郷を離れ、

古都・京都に仕事場を構えた―。

先斗町のウオッカバーで津田三蔵の幻を追い、

西本願寺の“司馬さんのソファ”に新撰組の気配を感じ、

四条河原町のレトロな喫茶店

で本能寺の変に思いを馳せる。

現代人の失くした信念、一途、

そして命の尊さを描き続けた著者が遺した、

軽妙洒脱、千思万考、珠玉の随筆68篇。

著者略歴

葉室麟

1951-2017。北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、

地方紙記者などを経て

2005(平成17)年『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、

作家デビュー。

’07年『銀漢の賦』で松本清張賞を、

’12年『蜩ノ記』で直木賞を、

’16年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で司馬遼太郎賞を受賞。

「地方の視点から歴史を描く」を信条に、

精力的に作品を執筆した作品多数。

『蜩ノ記』『散り椿』は映画化された  」

( kindle版あり )

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