高校時代の同級生の口癖
「時間がもったいない」
ある試験の帰り道、バスで帰ろうとしている私に
「時間がもったいない、タクシーで帰ろ」
高校生の私にはお金の方がもったいないからバスで帰ることを選んだ。
ただ、彼の家もそれほど裕福ではない。
単に時間に対しての私と彼の考え方の違い。
今や彼は医者として立派に成功しています。
別の友人は
「食ってから考えよう」
お互いはじめて見る不味そうな料理、
「何やこの料理?取りあえず食ってから(美味いかどうか)考えよう」
と躊躇することなく食べます。
私も続きました
“美味い”
その友人は取りあえず行動が第一、
何事もやってみなわからんという考えの持ち主。
ある空手仲間は試合前
「見てくれ、俺の手。俺あかんねん、誰とやってもコワイねん」
彼の手を見るとブルブル震えています。
しかし試合が始まると格上の相手であろうと真っ向勝負、逃げません。
私は、自分より格上の相手とあたると気持ちで負けてしまいます。
手は震えませんが、いつもビクビク。
それを悟られのがイヤな、ただのビビリなカッコつけ。
何をするにも必死さが足りませんし、
弱いところを見せまいと虚勢だけ張っていました。
彼らの共通点は、時間を大切にしていること。
“時間がもったいない”
“考える暇や躊躇する時間があったら先ず行動、やらな何もわからん”
“やる時は全力、せっかくやっても力を出しきらな時間の無駄”
それぞれ表現のし方は違えど
“時間の大切さ”
という事を本当に理解し体現した連中。
今や皆、立派に成功しています。
「今から初めても遅い」
今まで何度そう思ったことか。
「あの時始めていたら、しかし今からじゃもう遅い」
何年かして、同じ事で
「あの時始めていたら、しかし今からじゃもう遅い」
何回時期を逃がしてんねん、
と情けなくなります。
「時は金なり」
「思い立ったが吉日」
この年で少しずつわかってきました。
“エエ年まで気付かんかったんかい”
と後悔。
しかし時間は戻りません。
ホント
「時間がもったいない」
どんだけ時間を無駄にしてきたんやろ?
にほんブログ村 格闘技ブログ
人気ブログランキングへ
ブログランキング
チャンプでGoGo!ランキング