京賀塾道場日記(京都市山科区のキックボクシングジム)

日々の練習や試合での出来事等について普段は熱く、時にはまたーり語ります。“時々ぼやきも入りますよー”

先輩・後輩、上下関係

2007-11-04 20:36:00 | 一般部
最近の練習生を見ていると私達の頃とは違い練習生同士の仲が良い。
一般部でも少年部でもそう感じます。
入会した順番、帯の色、年齢、ライバル関係・・・、
そんな事など関係なしにワイワイガヤガヤ、
道場外でもその関係は続いているみたいです。
今の練習生達の関係は、横の繋がりが強い感じです。
それはそれで良い事だと思います。
私達の時代は、先輩になど気軽に話しができなかったですし、
横の繋がりよりも縦の繋がり、縦社会そのものでした。
後輩が先輩に物を言えなかったり、意思疎通がなかったり、
下の者が必要以上に萎縮してしまうような縦社会と言うのは好きではありません。
ただ最近は、横の関係ばかりで先輩、後輩という意識が薄れてきたように感じます。

試合の時
“先生の為に頑張ってきます”
よりも
“後輩の手本になる試合をしてきます”
と言ってくれたほうが私は嬉しく感じます。

私に
“いつか恩返しをします”
と言ってくれる事がありますが、
私は別に何もいりません。
もし私なら先生や先輩に何かするなど、おこがましくて出来ません。
出来る事は先輩に受けた
“ご恩”
を今度は後輩達の為に、
それが先輩に対する恩返しだと思っています。

先輩から受けた“恩”や“愛情”に感謝する気持ちがあるのなら、
今度はそれを自分の後輩たちにしてあげる、
それが上下関係だと思います。
親子関係もそうだと思います。
先輩とは偉そうにふんぞり返っているだけでは無く、
いざと言う時に後輩を守る盾になり良い行ないの手本になる。
その分、後輩は先輩を敬い立てる。
後輩をこき使うだけの先輩では駄目です。

少年部の子供達も、
今は年が違う子供達と遊ぶ機会が少なくなってきたからでしょうか、
先輩の動きを見て真似る、
先輩は後輩のお手本になる、
また後から入った者がいつか先輩に追いつき追い抜いてやろうと言う競争心が
減ってきたように感じます。
そう言った事も教えてあげられたらと思いますが、
道場で接する限られた時間内でどこまで出来るのかと不安もあります。

先輩と後輩、上下関係。横の繋がりも大切ですが、
そういった関係ももう少し大切にしていけたらと思います。


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京賀塾少年部その2

2007-11-04 10:35:25 | 一般部
京賀塾少年部火曜教室の子供達です。

少年部土曜教室を開いてから2年後の一昨年2月に火曜教室を始めました。
当初5人から始めた火曜教室ですが、こちらもずいぶん人数が増えました。
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