京賀塾道場日記(京都市山科区のキックボクシングジム)

日々の練習や試合での出来事等について普段は熱く、時にはまたーり語ります。“時々ぼやきも入りますよー”

少年部の紹介:その9

2007-11-11 16:45:17 | 一般部
渡邉亮太君(6歳)

亮太君のお父さんには京賀塾を今の場所に開く時、
大変お世話になりました。
亮太君も小さい時から知っています。
少しおっとりしていますが優しい真っ直ぐな男の子になってきました。
ただ、練習中少し声が小さいかな。

将来はお父さんの様に男気のある逞しい人になって下さい。
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ケガをした時に贈る言葉“気のせい”

2007-11-11 13:03:54 | 一般部
最近の練習生を見ていると痛みに対して
“少し大げさでは?”
と思うことが良くあります。
もちろん、ケガに対しては細心の注意を払い、
ダメージがあるのに無理に練習を続けさせようとは思いません。
しかし、これぐらいのケガならもう少し我慢できんか?
と感じる事が良くありますし、
あまりにも大げさ過ぎると、
当然私は医者ではありませんので診断などできませんから、
“表面的には見たところ大丈夫やし、そんな大した接触や倒れ方、攻撃をもらってないんやがなあ”
と思いながら、
“こんなに痛がってるんなら、もしかしたら表面的には大丈夫でも、大変な事になってるんちゃうかいな?”
と心配してしまいます。
でも、結局は大したケガでは無く、暫くしたらケロットしていることもしばしば。
本当に少し痛みに対して大げさ過ぎです。
こちらとしては万が一の時、然るべく対応をしなくてはならないのに、
こうも大げさに主張されると判断に迷いが生じます。
痛いのは痛いと言うのは良いのですが、
時には自分で“折れた折れた”等と大げさな自己診断をせずに、
痛みをちょっと我慢してもう少し正確に症状を伝えられないものかと思います。

私は練習生が“痛い、痛い”と大した事も無いケガなのに大げさに言うと
“気のせい”と言ってやります。
こう言っては何ですが、
格闘技をやろうとしているのなら多少のケガは当たり前、
別に格闘技でなくてもスポーツするのなら何らかのケガはつきものです。
我慢しすぎるのは良くないですが、
少しぐらいはケガに対しての知識と痛みに対しての我慢、
それと応急処置の知識ぐらいは持って欲しいものです。

そこで応急処置の基本RICE処置を簡単に。
RICEとは、
Rest(安静、休養)、
Ice(患部の冷却)、
Compression(患部の圧迫)、
Elevation(拳上)
の頭文字からできた名称です。
大間かに説明するとケガをしたらまず安静、
ねんざや打撲などしたときはすぐに冷やす、
圧迫は、患部を圧迫して血液やリンパ液の流入を防ぎ、腫れと内出血を最小限にとどめる、
拳上は心臓より高く上げることで腫れを少しでも抑え、早く解消させる。

練習中に良くある打撲の場合、コールドスプレーでは表面的で短時間の効果しかないので、
後で氷をビニール袋に入れて直接または間接的に冷やすようにする。
冷却時間は15~20分。時間が可能な限り1時間ごとに冷やす。
風呂には入らずシャワーだけにする。目安として3日間は続ける。
ただし、これは軽度の打撲の場合です。

冷やす時間によっては効果が逆になる場合があります。
短時間しか冷やさなかった場合、
血管は一時的に収縮して血流は減少。
しかし、そのリバウンドで冷やさなかった時よりも血管が拡張し血流が増大することもあります。
結果的にヒーティングと同じような効果があります。
慢性の痛み・筋肉の張りを感じた部位・筋肉痛になりそうだと感じられる部位に対して行ないます。
この場合アイシングの時間は長くて15分以内とし、
トレーニング直後か入浴後の筋肉の温度が温まっている間に行ないます。

慢性的な痛みの時は暖めた方が良い場合もあります。
もし、冷やすのか暖めるのか迷ったならば冷やします。
暖めなければいけない時に冷やしてもさほどダメージはないですが、
冷やさなければならない時に暖めてしまうと悪化する場合があります。

簡単に説明すると以上のようになりますが、あくまで応急処置です。

また、痛みや腫れが引いたら毛細血管を拡張し血液やリンパの流れを促進させるため
患部を温めたりマッサージをしたりして早期回復につとめます。
これは傷ついた組織に栄誉を送り廃棄物を吸収して組織の回復を早めるためです。

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