京賀塾道場日記(京都市山科区のキックボクシングジム)

日々の練習や試合での出来事等について普段は熱く、時にはまたーり語ります。“時々ぼやきも入りますよー”

聞かれて困る事

2007-11-18 20:11:48 | 一般部
時々“何かスポーツをやってる?”
と聞かれると空手と言っていいのかどうか迷います。
フルコンやグローブ空手など
伝統派の空手をやっている方から見ると空手ではないとなるでしょうし
「まあそれを言い出すと伝統派の空手(寸止め空手)は
“空手ダンス”
と悪口の言い合いになるので私は嫌いなんですが」

その上、統一組織の無い空手で何段と聞かれたら更に困ります。
空手の場合、各流派が独自の基準でそれぞれ級や段を決めているのに、
それを聞かれても答えようがないです。
極端な話、どこかの道場で白帯だった人が勝手に流派を開いて
自分で自分の事を10段と認定出来る世界です。
だから私は空手の段位なんか別に何段でもええやんと思っています。
私は一応黒帯は締めていますが帯に金筋を入れていません。
段位もないです。
ただ。後は周りの人がどう判断されるかだけです。

また、空手をやっていると言うと
“「武道」はいいですね”
と言われますが、
厳密に言うと空手は武道じゃないしなあ、
どう答えようかと悩みます。
(この辺の空手の歴史を話すと長くなるのと、
それぞれ考え方も違うと思いますのでここでは控えます)

そもそも様々な流派があって全く違うルールの大会が開かれ、
練習内容も全然違う事をしているのに、
ひとくくりに「空手」と呼ぶ事自体、無理があるんでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする