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お茶席をお楽しみいただいたらお席に着いていよいよ都をどりの開演です。
祇園甲部の歌舞練場には上手(お客様の目線で右側)、下手(左側)の両方に花道が有ります。
両花道から御揃いの総踊りの衣装を着けた芸舞妓さんが艶やかに舞出ます。
この置唄と言いますのは、これから始まる都をどりの物語の一景から八景までを唄に乗せて
ご説明いたします。
さぁ、これからいよいよ物語の始まりどす!ここから『春宴四季巡昔話』の世界へと
ご案内致します。
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お茶席・・・
お茶席に行く前にお庭が有ります。
私は小さい頃、4月の間は毎日のようにこのお庭で遊んでいました。
小さな滝が流れていたり、池には立派な鯉が泳いでいたり・・・お時間が有ればお庭に下りてみておくれやす。
ちょっといい気分になって頂けると思います。
緊張なさらず、お好きなお席にどうぞ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/note.gif)
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正面向かって最前列の一番右端のお席はお正客席です。
お點前の立てたお茶をお運びさんの舞妓さんが持ってきてくれはります。
でも、かなりの争奪戦どす。
当日の點前とひかえの名前が上の写真、右側の様に表示されています。
お茶席では點前の芸妓さんも舞妓さんも特別な装いどす。
芸妓さんは黒紋付きに白い襟の一部を裏返して中の赤を見せる形をとります。
髪型も鬘ではなくこの日は地毛で京風島田と言う形に結い上げ襟足は三本足の正装とします。
舞妓さんもこの日は色紋付の正装でおもてなし致します。
そして、お座りになった皆様の前には、お正客以外はお運びさんがお皿に入ったお菓子と御抹茶をお持ち致します。
どうぞお菓子からよばれておくれやす。
御抹茶を飲んでくれはったらお菓子ののっていたお皿はお土産ですので、どうぞ持って帰っておくれやす。
このお皿には色々な色が有りますので是非、毎年集めておくれやす。