※このカテゴリーでは、プロの料理家や料理研究家がテレビや書籍で披露する、料理のコツやヒントを抽出・集積しています。
青背の魚は独特の臭みを持っていますが、江戸時代から臭みを消す調味料として辛子が使われていたそうです。
サバの竜田揚げを漬けておく調味液に辛子を加えることで、独特の臭みが抑えられおいしくいただけると言うことです。
材料(二人)
サバ・・半身 練りガラシ・・小匙1 醤油・・小匙2 しし唐辛子・・4本 片栗粉・・適宜 揚げ油・・適宜
作り方
1 サバは小骨を良く取りのぞき、皮面に縦に一本切れ目を入れます。これで縮みを防ぎ、調味液の浸透がよくなります。食べやすい大きさにカットします。しし唐辛子はヘタを取り、揚げるときに爆ぜることを防ぐため、身に切り込みを入れておきます。
2 1に練りガラシと醤油を溶いたものを加え、手で混ぜてなじませます。たっぷりの片栗粉をまぶしつけ、余分な粉を落とします。
3 170度の油で軽くしし唐を揚げて引き上げます。180度の油で2のサバを揚げます。良く揚ったら引き上げてお皿に盛りつけ出来上がりです。