オヤジのひとり言

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京でも・今日からインフル警報発令

2009年11月05日 | Weblog
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祇園まちのハード面とソフト・

花街としての祇園を構成する主なハードウェアは

「お茶屋(おちゃや)さん」

「仕出屋(しだしやさん)」

「屋形(やかた)」です。

それぞれのハードウェアーの中に

「女将」

「料理人」

「芸・舞妓」というソフトウェアがあります。

これらの説明をしてみましょう。

より詳細な内容は、

現地で自前で授業料を払って学んでください。

お茶屋はお客をもてなす場所です。

お客のリクエストに応じて、

場所、お酒、料理、接待する人を準備します。

場所とお酒はお茶屋が用意しますが、

料理と接待する人は外部へ委託します。

その委託先が仕出屋と屋形(芸・舞妓の置屋)です。

仕出屋は料理を作り、

タイミングを見計らって一品一品をお茶屋へ届けます。

屋形は置屋とも呼ばれますが、

芸妓、舞妓を抱えるプロダクションの様なものです。

お茶屋の女将は宴会の演出家、ディレクター・

料理人は小道具係、

芸・舞妓はタレントといったところでしょう。

そして、

何より祇園で大切なソフトウェアが、

そこに通う客です。


遊ぶお客無くして、

祇園は成り立たないのです。