オヤジのひとり言

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水揚げ・・

2009年11月13日 | Weblog
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水揚げ


このタイトルに興味を示した其処のアナタ??、

なかなかの通ですね。

そして、

花街の外の人が一番知りたがっているのが、

この「水揚げ(みずあげ)」の事だと思います。

今は少なくなりましたが、

芸・舞妓は旦那(だんな)と呼ばれる

スポンサーを持つのが普通とされていました。

水揚げとは、

舞妓が初めての旦那を持つ儀式の事です。

大昔は、

旦那の選択権は芸・舞妓には無く、

旦那が見初めれば、

お茶屋や屋形の女将、男衆が言いくるめて、

強制的に添わされました。

水揚げには大きなお金が動きますから、

屋形側から少しでも条件の良い旦那に

お願いをする事もあった様です。

花街に「身売り」というイメージが根強く残っているのはこの為です。

断っておきますが、

今の祇園には「水揚げ」そのものがありません。

たとえお客が、

とある舞妓の旦那になりたいと願っても、

その舞妓が旦那を持ちたいと思わない限り、

それは叶わぬ夢に終わるのです。

今の祇園では、

旦那云々というよりも、

普通の恋愛としてとらえている芸・舞妓が多い様です。

事実、

落籍(ひか)されて(芸・舞妓を辞めて)、

そのまま結婚してしまう例もあるからです。

実際、芸・舞妓上がりのママさんが、

クラブやスナックの経営をしている人も多いですよ。

小さな小料理屋さんになっている人も結構多い。

オヤジの好きな

小奇麗な「お茶漬け」やさんもそんなお店です。

女将さんは着物も似合うし、

気使いももてなし方も、

物腰が優しいというか・

・女将の人柄で通う人も多い店です。

(料理も当然・旨い!!)


「水揚げ」という儀式は、

今ではその名前だけが残り、

ありもしないそれが花街に暗い影だけを落としているようです。


京の「棒だら」・・・??

2009年11月13日 | Weblog
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京の街では、

おせち料理の定番・

「棒だら」がお店にお目見え

丸ごと干した大きな「棒だら」が

店頭に並び始めました。

おせち料理の中でも、

何度も何度も水にしたして、

水を取り替えて・・

下準備に手間隙が係るということで、

近年は年々需要も減っているそうですが??


オヤジは

「棒だら」と小芋を煮込んだ

「芋ぼう」と

旨い酒が有ったら何もいらない・・位・・

大好きなのさ・

お正月にはおかあさんが苦労して

美味しい美味しい

「芋ぼう」を作ってくれるのさ。

それで、

季節外れでも時々・

祇をん・円山公園の

「芋ぼう平野屋」によく行くだよぅっ・・!!

味付けや盛付け・器などの研究にね、

でもお母さんが家で作ってくれる

「芋ぼう」の方が甘さ控えめで最高だなぁ~

特に酒の当てにはねっ・・・

当然オヤジの手捻りの器に盛り付けて

はぁ♪~やぁ♪~くぅ♪~来い・来い・・


おしょうぅがぁつぅ♪~