歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと
日日の幻燈






東京都福生市の石川酒造の酒蔵見学で、お土産に買ってきた日本酒たち。まずは「たまの八重桜」、さっそく飲んでみました。
先日も書きましたが、「やえさくら」と濁らない読み方をします。清酒ですからね。普段、濁点を付けて読んでいる(呼んでいる)お酒の銘柄にも、実は濁点を付けないのが正解というものが、けっこうあるようです。
さて飲んだ印象ですが、とても飲みやすくて、すっと喉から胸の奥へ流れていく感じ。石川酒造のお酒は自分と相性がいいのか、どれも飲みやすいと思います。

この「たまの八重桜」、石川酒造150周年を記念して創業当時の「八重桜」を復刻させたもの。2012年のことだそうです(翌年が創業150周年)。ちょうど大河ドラマで「八重の桜」が始まった時期と重なり、便乗商法?的な声もあったようですが(酒蔵を案内していただいた方のお話)、逆にそれが縁で福島の復興支援に携わることになったそうです(「たまの八重桜」の売り上げ1リットルにつき24円を寄付しているとのこと)。

ちなみに創業150周年記念冊子のタイトルも「八重桜」(売店でちゃんと購入してきました)。やっぱり思い入れもひとしおなのでしょうね。

ということで、「石川酒造で乾杯ナイト」の第1夜を飾ったのは「たまの八重桜」でした。


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