歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと
日日の幻燈






半年前に作った「飾り窓の人形」をリメイクしました。
ロックぽさを求めるあまり、テンポが速くなりすぎていたので、少々ゆっくり目に変更。あとはLUKAのボーカルの録り直しなど、ちょこちょこいじっています。
あんまり変わり映えはしませんでしたが、それでも多少は聴きやすくなったかな…と思います。





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八王子市夢美術館で開催されている「広重 二つの東海道五拾三次 保永堂版と丸清版」を観てきました。広重による東海道五十三次の保永堂版と丸清版、そして大正時代と現代の写真が、各宿場ごとに展示されています。
広重の東海道は何種類かあるということは知っていましたが、こうやってしっかりと見比べてみたのは初めてです。一般的に有名なのは、天保4(1833)年から翌年にかけて出版された保永堂版のほうだと思うのですが、嘉永2(1849)年に出版された丸清版もなかなか。保永堂版を見慣れている私にとっては新鮮に映りました。
若い時の保永堂版は迫力があって、広重のエネルギーが伝わってくるのに対して、丸清版は丸みを帯びて熟練された感じを受けました。


【保永堂版・日本橋】


こちらは五十三次の中でも有名な日本橋。広重の五十三次というと、真っ先に浮かんできます。早朝、静寂の中でようやく江戸が眠りから覚めようとする頃に旅立つ大名行列。たまに出張などで朝早く家を出ると感じられる、あの凛とした静けさが伝わってきます。

【丸清版・日本橋】


そして丸清版の日本橋。保永堂版とは打って変わって、江戸の喧騒が伝わってくるようです。
日本橋に関して言えば、構図的には保永堂版のほうが好みですが、「音」が聞こえてくるという意味では丸清版。


でも、広重は何故、東海道を幾度も描き続けたのでしょうか?(解説によると20種類以上もあるそうです)
最初に出版した後、日本橋はこの構図でも描きたかったなぁ~などと思ったのでしょうか?
それとも版元から、今度はうちからぜひ出版させてくださいよ、先生~みたいに持ち掛けられたのでしょうか?
広重と版元、それぞれの思いが重なり合ったのかもしれませんね。


数年前、日本橋から箱根まで旧東海道を歩きました。また歩いてみたくなるような、旅気分に誘う広重なのでした。あ、そう言えば、今は甲州街道を歩いているんだった…。サボっていないで、早く再開させなければ!


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密造酒(の復刻版)?
アメリカの酒造メーカー、オーレ・スモーキーと、バイクのハーレー・ダビッドソンのコラボ。
これは飲まないわけには!
まぁ、実はその外観に惹かれて買ったわけで、密造酒なので味はさほど期待せず、どんなものなんだ?と興味津々で飲んだところ、普通にウイスキーでした。でも、いつも飲んでいるウイスキーより胸が焼ける感じが強かったのは、所詮、これ密造酒だろ?…と甘く見て、一気に喉の奥に流し込んだからでしょうか…。アルコール度数は51.5%。ちょっと高めかな。



ラベルには、ド真ん中にハーレーの名が。いかにもアメリカぽいデザインで、心惹かれてしまいます。ちなみに禁酒法時代の密造酒はムーンシャイン(Moonshine)と呼ばれていました。月明かりを頼りに、真夜中こっそり造っている…というところから来たようです。でも、今となってはオシャレな言い回しですね。



密造酒ということで、見た目も瓶詰めで偽装していたそうです。なのでボトルではなくてこの形。日本酒のワンカップの大型版みたいな感じ。正直、グラスに注ぐのは難しかったですが、注ぎ口付のタイプも売っているようです。


ちなみに禁酒法とは、アメリカで1920~33年にかけて施行された法律で、アルコールの製造、販売、輸送が禁止されました。中学だか高校の世界史の教科書に出ていましたね。でも飲酒そのものは禁止されていなかったため(飲酒も当然NGとばかり思っていましたが、ここは盲点)、法律施工前の買いだめや、自宅で葡萄や林檎を栽培して自家製ワインや林檎酒の醸造がおこなわれたそうです。
そしてこの密造酒。
中学や高校の頃は、ふ~ん、そんな時代もあったんだ…程度でしたが、今、禁酒法が施工されたらどうなるのかな?と、ここのところ酒量が増えている私、密造酒を飲みながら暢気に考えてみたりしたのでした。
でも、タバコが悪者扱いされる昨今、次のターゲットは酒かな?そう遠くない未来、禁酒法だって蘇るかもしれませんね。


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ドイツのメタルバンド、POWERWOLFのMV。久しぶりに聴きましたが、彼ららしいサウンド。メタルなのに、キンキンしていなくて耳に優しい(?)感じ。中音域から低音にかけて、個人的には好きな音作りです。
彼らの音楽のモチーフは「神とは真逆」のものなので、MVもこういうことになるのが、ま、当然なのですが、それにしてもこの神父様、なんとも羨まし…いや、罰当たりな。


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イギリスの音楽ユニット、Mediaeval BaebesのMV。イギリスで制作されたドラマ「Victoria」(日本でも2017年にNHKで放映されました)のテーマソング。ユニット名の通り、西洋古楽をベースにした楽曲に癒されます。

彼女たちを初めて聴いたのは、もう20年くらい前のこと。まだ古楽というジャンルを知らなかった頃だったので、とても新鮮でした。最近は古楽風とか民族風とか、随分と耳にするようになりましたよね。
結成当時のメンバーたち(12名)の本職もユニークで、デザイナー、プログラマー、キャビンアテンダントなどなど。本国イギリスでも彼女たちの音楽について、保守的なクラシック愛好家からの非難も含めて、賛否両論が起きていたようです。
あれから20年。何年かぶりに聴きましたが、コーラスの美しさは健在でした。


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