歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと
日日の幻燈




今年は梅を見に行こう!と思いつつ、なかなか都合がつかず(…というか単に出不精なだけ)、今日行かなければ、もうチャンスはないぞ…というところまで追い込まれてしまいました。ネットで調べると、高尾には梅林があって梅を見に行くには格好のスポットとのこと。毎年、梅まつりなるものも開催されているそうです(今年は3月11日と12日日だったそうです)。
そんなわけで昨日(3月25日)、やっと梅を愛でに高尾へと向かったのでした。ちょっと遅い気がしないでもありませんけど。


【高尾梅郷案内図(八王子市公式ホームページより)】


高尾にはいくつかの梅林があり、それらを総称して高尾梅郷と呼んでいます。すべてをまわるのは無理なので、遊歩道梅林→天神梅林→高尾梅の郷まち広場→関所梅林のルートをめぐりました。

【遊歩道梅林1】


JR高尾駅から歩いて約15分、南浅川沿いに延びる梅林が遊歩道梅林。やはりちょっと時期的に遅かったため花はもう散りかけでしたが、それでもなんとか間に合った~といった感じでした。満開時だったら梅のトンネルみたいだったのかな?

【遊歩道梅林2】


花をアップで撮るのはなかなか難しい。シャッターを押そうとするのを見計らって、必ず風が吹き枝が揺れる。これは高尾の天狗がなせる業なのか?

【遊歩道梅林3】


菜の花もなかなか。これだけ咲いているのを見るのは何年ぶりだろう?

【遊歩道梅林4】


南浅川の流れを楽しみながら散策しました。この辺りに来ると、マイナスイオンを胸いっぱいに吸収しているような気分に浸れます。

【天神梅林1】


遊歩道梅林を抜けて南浅川沿いに杉林の中を歩いていくと(花粉症持ちの私には険しい道です)、天神梅林に出ます。

【天神梅林2】


天神梅林とは、その名の通り天神様の祠を中心に広がっています。この天神様、高尾天満宮といって、随分昔からお祀りされているとのこと。
高尾をはじめ、八王子市は菅原道真と縁浅からぬ地のようで、高尾駅の近くには日本最大級の道真の銅像が建っているそうです(私はまだこの目で見ていませんが)。

【高尾梅の郷まち広場1】


ここで折り返します。まずまずきれいな公衆トイレがあるので重要ポイントです。

【高尾梅の郷まち広場2】


梅の向こう側に圏央道。広場の真上を通っています。

【高尾梅の郷まち広場3】


高尾の山と梅のコントラスト。午後3時も過ぎて少々寒くなってきました。

【高尾梅の郷まち広場4】


広場付近の旧甲州街道。高尾山から下山してくるハイカーもちらほら。奥の高架は中央道です。

【関所梅林1】


高尾梅の郷まち広場で折り返して、旧甲州街道を高尾駅方面に向かいます。最後の目的地・関所梅林は、その名の通り、江戸時代の小仏の関所跡にあります。

【関所梅林2】


遊歩道梅林に着いたときは晴れていたのですが、この頃には曇り空。でも、曇り空と梅の組み合わせも風情があっていいものです。ちょっと寒かったけど。

【関所梅林3】


そんなわけで、梅郷散策も終了。JR高尾駅まで歩いて帰ります。
今年はタイミングを逃しましたが、満開の時期に来てみたいものです。情報によると、梅郷の中でもさらに奥に行った木下沢(こげさわ)梅林が素晴らしいとのこと。来年はまだ寒いなどと尻込みせずに、満開の木下沢梅林を目指してみようかなと思うのでした。


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