歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと
日日の幻燈






アメリカのケンタッキー州と言えば、フライドチキンにバーボンなのですが、今回はクラフトビールです。最近、世界のクラフトビールが流行しているのか、世界各地の見慣れぬビールが店頭に並んでいたりして、ビール好きにとっては嬉しい限りです。
このケンタッキー・エールも初めてお目にかかりました。



味的には、ビールの苦みはほとんど感じませんでした。ちょっと甘い感じというか。だからとっても飲みやすいし、逆に言えば物足りなさを感じる人もいるかも。
休日のランチとか、風呂上りにクイッと一杯…なんていうのにピッタリ。そんなわけで、私はお昼のジャンバラヤとソーセージに合わせてみました。ビールを飲むにはちょっと肌寒い感じでしたが、なかなかgoodでした。


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アメリカのメタルバンド、TheocracyのMatt Smithが中心となって集結したプロジェクト。
チャリティのためのプロジェクトですが、この曲は2作目となるようです(…ちょっと不確かかもしれません…)。

重厚且つ流麗な旋律。
ハイトーンな男女混合ボーカル。
力感あふれるサウンド。

個人的に、久しぶりにS級のメタルを聴いた!という感じです。


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「ボカロは現代の人形浄瑠璃だ」

今年の5月に亡くなられた音楽家の冨田勲さんが、このように言っていたという。
そういう発想がスゴイよなぁ…と思います。ふつう、ある程度年配の方になると、ボカロ?何それ?ってなるところ。やっぱり一流の音楽家ともなると、私のような凡人とは違うんだな。

「ボカロも人形浄瑠璃も、魂を吹き込むのは、人間である」

何となく気恥ずかしくて、隠れてコソコソとボカロで曲を作って密かに遊んでいる、小心者の私にはとてもこういう発想、というか音楽に対する信念みたいなもの…は出てこないのだ。
巨匠の言葉に励まされて、私もちょっとは堂々としてみようかな…なんて思ったりしたのでした。
そんなわけで、夏季休暇。時間があるうちに、私もMEIKOに魂を吹き込んでみよう。ちゃんと息をしてくれるかな?





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MEIKOによるボカロ作品です。
1年以上ぶりです。途中まで作った楽曲はあったものの、久々の完成作品です。
DECADENCE(デカダンス…退廃みたいな意味)から連想していったのはムーランルージュ。でもムーランルージュじゃ大げさすぎるので、場末のキャバレーとかナイトクラブに一気に格下げ。
JAZZぽい要素を入れてみた(…つもりだけど、どうだろう?)。MEIKOの声もなんだか調子良さそうです。

機械仕掛けの錆びた心臓
時計仕掛けの冷めた血液

過去は嘘つき 未来は裏切り
時は儚い 今を愉しめ

明日も見えない世の中だけど(だからこそ…でしょうか)、たまには飲んで騒いで発散しないと。私が行くのはナイトクラブじゃなくて居酒屋ですけどね。





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「8月15日の空」
歌:ガーネット
作曲:加藤和広
作詞:りすにゃ


往く夏は紅く モノクロの遠い記憶
静かに静かに 染めあげる
遠くなる昭和 消え残る幻燈画
あなたの時間は止まったまま

ねぇ 青い空の果てに 祈りはとどくの?
あんなにもこの国を愛した人たちへ
今年もまたあのときと 同じ夏の空

帰らない過去を そっと辿ってみれば
色褪せたあなたが 微笑んだ
薄れゆく時代 振り返ることさえも
いつしかできなくなりますか

ねぇ 青い空の下で散らした命は
過ぎてきた悲しみを今も語りかける
今年もまたあのときと 同じ暑い夏

ねぇ 青い空の果てに祈りはとどくの?
あんなにもこの国を愛した人たちへ
今年もまたあの時と 同じ夏の空

(ガーネット「夕空詩集」-2005年-より)



71回目の終戦記念日です。
小学校のときはそうでもなかったのですが、中学・高校と、学校で戦争について学ぶ時間がありました。
当時はまだ、ふつうに戦争体験者がいて、体験談を聞く授業もあったように記憶していますが、最近はどうでしょうか?

主義・主張に隔たりはあっても、その根本にあるのは、平和な日本、戦争のない世界を求める心である…と信じたいものです。


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