歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと
日日の幻燈






先週の浅川に続き、八王子でのお花見第2弾。
今日は八王子の花見スポット・富士森公園に行ってきました。
が…。
あ~あ、葉桜。
残念!
代わりに桜の絨毯の上を歩いてきました。



それでも天気も良くて、結構な人出でした。風が強くて、はらはらと舞う桜が綺麗でした。
あ、はらはら、というより桜吹雪でした。



テキヤも並んでいて、花見に来たなぁ~感をいやでも高められたのでした。あいにくと、お昼を食べた直後だったので、買い食いできませんでしたけど。





今年のお花見も終わり。
でも、毎年思うこと。
あと、何回お花見できるんだろう?って。
90歳で死ぬとして、年1~2回見に行くとしたらあと40、50回程度?
あと40回しかお花見できないのか…と思うのか、あと40回もお花見できるぜ!と思うのか。

そんなことを考えたりすると、何だか感慨深くなってしまうのでした。


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八王子の浅川に架かる大和田橋。ここに太平洋戦争時の八王子空襲の痕跡が残されています。

そもそも、八王子空襲とは?
昭和20年8月2日未明のアメリカ軍機180機による空襲のことで、死者は約450名、負傷者2000名以上、市街地の約80%が焼失したそうです。焼夷弾の投下量1600㌧は本土空襲としては3番目の多さだとか。
まさに八王子は焼野原になったということですね(橋に設置されている説明文、Wikipediaを参照しました)。

その痕跡が大和田橋に残っていることは、引越しした当初から聞いていましたが、今回、実際に見てきました。



橋の北詰・南詰には爆撃による痕跡についての案内板が設置されています。
そして橋を渡っていくと、歩道にところどころ、菱形の色タイルがはめ込まれている場所があります。ここが焼夷弾の落下位置だそうです。



車道にはその痕跡はありませんが、歩道部分については改修時に残そうということになったそうです。
そして実際の爆撃跡をそのまま残してある箇所があり、透明な板で覆われています。



実際に見てみると、透明板は曇って水滴がついていて、明瞭に見えるわけではありませんが、それでも、当時の橋の一部と思われるものが確認できます。
色タイルが15個所、透明板が2箇所、合計17箇所が爆撃の痕跡として残されています。歩道部分の数から推定すると、車道を含めた橋全体では、50個以上の焼夷弾が落ちたのではないかと、橋に設置されている説明文にはありました。



実は八王子の空襲について調べてみたのは、今回が初めてです。これほど大規模な空襲だったのですね。よく八王子「大」空襲という呼称を目にしますが、これは地元の人が誇張して言っているのだろう…と思っていました。
いえいえどうして、本当に大空襲。
八王子は古い宿場町と言われながら、市街地にそれを偲ぶものが残っていないのをちょっと残念に思っていましたが、これほどの空襲を受けてしまったら仕方ないのですね。





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散歩がてら、浅川沿いでお花見。なんでも、八王子近辺では浅川と富士森公園が花見スポットだとか。高尾とか、まだ他にもあるのだろうけど、とりあえず。
浅川沿いと言っても、さあ、どこらへんなのだろうか?
なので、行きあたりばったりというか、直線最短距離で浅川に出てみました。



で、桜。ありました。川沿い、堤防上の道の片側に桜並木が続いています。まだ全体的には七分咲き程度といった感じです。来週が本番といったところでしょうか。



ここ数年、花見に出かけるころには葉桜になっていることが続いていたのですが、今年は逆にちょっと早すぎたようです。



小さな公園や空きスペースで宴会をしているグループもちらほら。
ところで、浅川沿いの桜のメッカってどこなのだろう?
でも、あまり混んでいるのも、なんか疲れそうだし、こういった適度に咲いていて、あんまりごみごみしていない方がいいのかも。



それとも、今日は寒かったからこの程度だったけど、暖かくなりそうな明日、または来週には、花見客でこの辺りも大いに賑わうのでしょうか?



そんなわけで、ちょっと寒かったけど、のどかな感じの浅川沿いお花見散歩でした。


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今度はしっとりと。
滋賀県、またまた頑張る。
まだまだ、これからだ。


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