11月21、22日の二日間、花巻のホテルで「議会広報」の編集研修があった。参加したのは記憶では4回か5回目となる。
普代村議会で議員がほとんどの編集をするようになったのは3年目となる。
自分が議員になってからということになるが。
それまでは、議会事務局で作成したものを担当議員が目を通して校正だけは行っていた。
なぜ議員が自らやらなければならないかというのは、伝え方が議案に直接かかわった
議員本人と、役場職員の立場で微妙に違いが出てくるのではないかということがある。
議会を知らせるのに、議員の目線で住民の立場になって知らせなければという思いがある。表現と伝わりやすい構成には議員は携わる必要がある。
なかなか理想通りにはいかないものだが。
現在は議会の録音テープから文字に直し、それを編集し、構成を考えて作成するまでの全てを議員のみで行っている。
事務局職員のサポートもあるが、ほとんど出来上がってから最後のほうの印刷会社とのやり取りである。
初めて研修に参加したときは、細かい表現の仕方、字体の選び方、写真をおく位置、
漢字・数字の表し方、文字の間隔、文字数など議員がここまでやる? と驚いた。
ほとんど専門的で、ここまで議員がやってるとこはないでしょ! とタカをくくっていた。
ところがそうでもない。
特に岩手県は全国でもレベルが高い議会広報を作成している議会が多いと言う。
全国を指導して歩いている講師の先生も感心していた。
岩泉町・西和賀町・矢巾町・金ケ崎町・山田町と優秀なところがひしめいている。
仕上がりを見ると、ほとんどプロの仕事だ。
岩泉の担当議員の方と話す機会があった。
夜の懇親会でお互いの作成状況を話す中で、普代がテープの文字起こしからやっていることにぶったまげていた。
「恐れ入りました!」と言われたが、そんな問題ではない。
内容をいかに読みやすく、文字だらけにせず、住民から手にとってもらえるようにするか。議会の住民への情報開示の基本部分である。
書きゃあいいと言うものでもない。
そっちの工夫のほうが大事で、テープの文字起こしは努力の方向が間違っていた。
また、他の議会報の多くが、住民が議会広報に登場しているところも大きな違いだ。
努力してるなあと、まあ、感心してばかり。
わが「議会だより」とは比べもんにならない。
我が広報でも、住民の声を載せようと挑戦したことがある。
2回で挫折した。 ほとんど断られる。名前は出さないこと、写真は載せないことと条件がつく。
そうなると載せても住民が参加している感じが出ない。
住民参加の紙面が匿名になると、信ぴょう性にも欠けてくる。
またインタビューに歩く時間を作るのも一苦労とであった。(←事務局という方法があった)
住民の声はどのように協力を得ているのか会場で質問して見た。
断られても何回もお願いする、という議会もあったが、概ね「ほとんど断られずに協力してくれます」だった。そんな?・・・頼み方か?
?頼む人が悪いのか? 自信喪失・・・でした。
なにか工夫しなければ・・・・・
テープ起こしは事務局でやっているところがほとんどで、議員がやるのは普代村ぐらいではないかと思われる。
理由は簡単で、事務局職員の不足。
そもそも人員が二人だけだったことが長くあり、文字になるのを待ってからやっていれば発行が2ヶ月から3ヶ月かかっていた。
そのため議員が、というよりせっかちな自分が、少しでも早く発行したいと、自分でテープからの文字おこしをはじめたのがきっかけとなって続いている。
他の議会は事務局が4、5人ぐらいの体制でやっているのを考えると、充実した内容であるのもうなずける。
普代は小さい自治体で予算に限度があるので仕方ないのも事実。
普代も現在は3人体制となっているので、テープ起こしをはじめ事務局に半分ぐらいは手伝ってもらうしかない。
でないと、メンバーが変わったとき誰も知る人がいない状態になり発行できなくなる。
話を聞いてみると、4割から6割ぐらいを事務局でやり、議会ではどうすれば住民が読みやすいかに専念しているようだ。
以前の普代村は、9割事務局で仕上げ、残りを担当議員がやるという状態だった。
文字の間違いを探す程度で、あとは事務局任せ。
村の事、議会の事をどう分かりやすく知らせるかなどは、議員の立場から考えるという作業はいっさいなかった。
それで発行は2,3ヵ月後。すでに過去の古い情報となって新鮮味もなかった。
今でも、特に今回はそんな状態になってしまった。
担当議員も普代は4人で、他議会の10人前後と大きく差がある。
人数の違いは、文章のまとめ編集の分担で、仕上がりスピードに大きな違いが出てくる。
とにかく最後は発行さえできれば・・・となって、内容も構成も妥協、妥協の連続で
発行にこぎつける。
結果、誤字脱字も多くなる。
今回も文章としておかしい表現や誤字脱字など5箇所も発見・・・トホホ・・
発行するまでの日数も、早いところでは議会が終わってから23日。
遅くても35日ぐらいの議会が多い。優秀なところほど早い。
今回の普代の「議会だより」は、9月議会が終了して11月22日に出来上がるというスロースピード。63日ぐらいかかっている。
編集会議をやる時間を中々取れなかったことと、一部文字起こしが出来上がらなかったことが原因。一人の分担が多いのでいたしかたない。
昨年よりも一ヶ月遅い。
今回の研修でも、他町村議会広報がいかに住民から読んでもらおうと努力しているかがわかる。すごいなあと感心。
住民の議会の理解力に、大きな自治体格差が生じている。
編集体制をイチから見直しする必要がある。
普代も顔晴るとすっぺ! (注:ふだいもがんばるとすっぺ)
普代村議会で議員がほとんどの編集をするようになったのは3年目となる。
自分が議員になってからということになるが。
それまでは、議会事務局で作成したものを担当議員が目を通して校正だけは行っていた。
なぜ議員が自らやらなければならないかというのは、伝え方が議案に直接かかわった
議員本人と、役場職員の立場で微妙に違いが出てくるのではないかということがある。
議会を知らせるのに、議員の目線で住民の立場になって知らせなければという思いがある。表現と伝わりやすい構成には議員は携わる必要がある。
なかなか理想通りにはいかないものだが。
現在は議会の録音テープから文字に直し、それを編集し、構成を考えて作成するまでの全てを議員のみで行っている。
事務局職員のサポートもあるが、ほとんど出来上がってから最後のほうの印刷会社とのやり取りである。
初めて研修に参加したときは、細かい表現の仕方、字体の選び方、写真をおく位置、
漢字・数字の表し方、文字の間隔、文字数など議員がここまでやる? と驚いた。
ほとんど専門的で、ここまで議員がやってるとこはないでしょ! とタカをくくっていた。
ところがそうでもない。
特に岩手県は全国でもレベルが高い議会広報を作成している議会が多いと言う。
全国を指導して歩いている講師の先生も感心していた。
岩泉町・西和賀町・矢巾町・金ケ崎町・山田町と優秀なところがひしめいている。
仕上がりを見ると、ほとんどプロの仕事だ。
岩泉の担当議員の方と話す機会があった。
夜の懇親会でお互いの作成状況を話す中で、普代がテープの文字起こしからやっていることにぶったまげていた。
「恐れ入りました!」と言われたが、そんな問題ではない。
内容をいかに読みやすく、文字だらけにせず、住民から手にとってもらえるようにするか。議会の住民への情報開示の基本部分である。
書きゃあいいと言うものでもない。
そっちの工夫のほうが大事で、テープの文字起こしは努力の方向が間違っていた。
また、他の議会報の多くが、住民が議会広報に登場しているところも大きな違いだ。
努力してるなあと、まあ、感心してばかり。
わが「議会だより」とは比べもんにならない。
我が広報でも、住民の声を載せようと挑戦したことがある。
2回で挫折した。 ほとんど断られる。名前は出さないこと、写真は載せないことと条件がつく。
そうなると載せても住民が参加している感じが出ない。
住民参加の紙面が匿名になると、信ぴょう性にも欠けてくる。
またインタビューに歩く時間を作るのも一苦労とであった。(←事務局という方法があった)
住民の声はどのように協力を得ているのか会場で質問して見た。
断られても何回もお願いする、という議会もあったが、概ね「ほとんど断られずに協力してくれます」だった。そんな?・・・頼み方か?
?頼む人が悪いのか? 自信喪失・・・でした。
なにか工夫しなければ・・・・・
テープ起こしは事務局でやっているところがほとんどで、議員がやるのは普代村ぐらいではないかと思われる。
理由は簡単で、事務局職員の不足。
そもそも人員が二人だけだったことが長くあり、文字になるのを待ってからやっていれば発行が2ヶ月から3ヶ月かかっていた。
そのため議員が、というよりせっかちな自分が、少しでも早く発行したいと、自分でテープからの文字おこしをはじめたのがきっかけとなって続いている。
他の議会は事務局が4、5人ぐらいの体制でやっているのを考えると、充実した内容であるのもうなずける。
普代は小さい自治体で予算に限度があるので仕方ないのも事実。
普代も現在は3人体制となっているので、テープ起こしをはじめ事務局に半分ぐらいは手伝ってもらうしかない。
でないと、メンバーが変わったとき誰も知る人がいない状態になり発行できなくなる。
話を聞いてみると、4割から6割ぐらいを事務局でやり、議会ではどうすれば住民が読みやすいかに専念しているようだ。
以前の普代村は、9割事務局で仕上げ、残りを担当議員がやるという状態だった。
文字の間違いを探す程度で、あとは事務局任せ。
村の事、議会の事をどう分かりやすく知らせるかなどは、議員の立場から考えるという作業はいっさいなかった。
それで発行は2,3ヵ月後。すでに過去の古い情報となって新鮮味もなかった。
今でも、特に今回はそんな状態になってしまった。
担当議員も普代は4人で、他議会の10人前後と大きく差がある。
人数の違いは、文章のまとめ編集の分担で、仕上がりスピードに大きな違いが出てくる。
とにかく最後は発行さえできれば・・・となって、内容も構成も妥協、妥協の連続で
発行にこぎつける。
結果、誤字脱字も多くなる。
今回も文章としておかしい表現や誤字脱字など5箇所も発見・・・トホホ・・
発行するまでの日数も、早いところでは議会が終わってから23日。
遅くても35日ぐらいの議会が多い。優秀なところほど早い。
今回の普代の「議会だより」は、9月議会が終了して11月22日に出来上がるというスロースピード。63日ぐらいかかっている。
編集会議をやる時間を中々取れなかったことと、一部文字起こしが出来上がらなかったことが原因。一人の分担が多いのでいたしかたない。
昨年よりも一ヶ月遅い。
今回の研修でも、他町村議会広報がいかに住民から読んでもらおうと努力しているかがわかる。すごいなあと感心。
住民の議会の理解力に、大きな自治体格差が生じている。
編集体制をイチから見直しする必要がある。
普代も顔晴るとすっぺ! (注:ふだいもがんばるとすっぺ)
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