もう、マイナカードの問題はお終いにして欲しい

健康保険証の廃止問題について岸田総理が何か言っているそうだが、本当にこの政府はわけがわからない。
そもそもマイナカードをつくるのは任意である。つまり強制ではない。にもかかわらず健康保険証を廃止しようという思考経路がわからない。マイナカードが任意なら紐づけの保険証も任意にならざるを得ない。なぜ健康保険証を廃止しないといけないのか？
健康保険証を廃止するということは必ずマイナ保険証にしなくちゃいけないということだよ。いつの間にかマイナ保険証が強制にすり替わっている。
マイナカードが強制ならマイナ保険証も強制することはできるが、そうじゃないんだよ。

マイナカードが便利と思う人は作ればいい。マイナ保険証も、マイナバンクも便利だと思う人は作ればいいと思う。
わたしは全然反対しない。わたしが作りたくないだけなのだ。
そして希望者に紐づけしてもらってその人たちの保険証や運転免許証や銀行カードの発行をやめればいいだけのことである。
それ以外の人たちの保険証や運転免許証やバンクカードを取りやめる必要はないのだ。
政府はそんな当たり前のこともわからないアンポンタンたちの集まりなのだろうか？

資格証明書の発行というのも無駄の極み。241億円の税金がかかるという話らしいが、本当にもったいない。今の健康保険証を発行すればいい。自治体や保険組合がそのまま発行し、政府が負担する必要もない。ただ、保険証廃止の法律を破棄するだけでいいのだ。政府のメンツだけで税金の無駄使いをされても困る。
また、5年間の有効期限というが、市町村の発行する健康保険証は未納者対策で1年ごとに色を変えている。それとの整合性がない。
ボタンの掛け違いがどんどん広がっていくという感じだね。
作りたい人は作り、作りたくない人は作らないでいいということにして、もうマイナカードの問題はお終いにして欲しい。