この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

アメリカ大統領選挙を勝つのは誰だ!?

2024-11-06 07:30:30 | 意見がありますけど
アメリカ大統領選挙の投票が始まった。各局も経過を刻一刻と流している。何か、血沸き肉躍る思いがあって、やっぱりこの選挙に触れなくちゃいけない気になってきた。
投票前、店舗やマンションを板などで囲っている光景があった。
2021年、トランプが負けた時に連邦議会への襲撃事件があったことから、今回トランプが敗れたら暴動が起きるのではないかと用心しているのだ。
ということは、トランプが負けると予想しているのか?
でも、台風の対策を万全にしていると、コースがそれてズッコケることがよくあるから、ひょっとしたらトランプが勝つのかもしれない。

アメリカの歴史学者リクトマン教授によると、13指標の内で8項目を満たしていたなら与党側の勝利。つまり民主党のハリスが勝つという予想をしているらしい。これまでの40年間(10選挙?)で90%の勝率だというから、的中する確率は高いのかもしれないね。
トランプは困ったチャンだから、わたしも同感だが、これは予想じゃない。願望に近い。
投票総数で勝負が決まるのなら、ハリス勝利と言えるが、各州における代議員数の勝負になるから難しい。

カマラ・ハリスは女性候補であり、アジア系(インド)とアフリカ系の混血である。もし彼女がアメリカ大統領になったら、アメリカの歴史にとって画期的なことだと思う。
以前トランプが大統領になった時の相手候補のクリントン夫人がいたが、前の大統領がアフリカ系のオバマ大統領だったので、つぎは女性大統領誕生かと期待を持ったが、敗れてしまった。
その時アメリカでは人種差別より性差別の方が深いのかと感じた次第。
しかし、考えてみれば、夫婦ともに大統領になるというのはちょっと出来過ぎな感じがあった。
今回は年老いたバイデンのピンチヒッターだから、素直に性差を越えて選ばれるかもしれない。

トランプは大統領になるには品が悪い。顔も悪いし、口も悪い。
彼の政策をすべて実行したらインフレになるという意見がある。
中国に100%関税をかけると勇ましいことを言うが、実行したら国内物価が高騰することは目に来見えている。またUSスチールの吸収合併を阻止しても、倒産するだけで雇用は失われる。衰退した自動車産業を復活させる手立ても彼の頭にはないはずだ。
「再びアメリカを偉大な国にする」はただの念仏なのだ。
大統領にしてみてその成果を検証してみたい気もするが、アメリカの衰退(格差)に拍車をかけるだけだから、取り返しがつかなくなっても困る。
やはり静かにお引き取り願いたい。

7日(日本時間)追記
トランプ勝利のニュースに早々にふて寝した。
ショックだった。トランプが勝ったことより、多くのアメリカ国民がトランプに投票した事実に大きなショックを受けた。
物価の高騰やイスラエルへの対応などの現政権への批判票ではない。考えられることは、アメリカ社会は性差別(ジェンダー問題)が深いのだということである。あと100年は女性大統領は望めないだろう。

さて、トランプ大統領は何をするだろうか。
物価高騰を鎮めてくれるだろうか?衰退した自動車産業を回復させることができるだろうか?
USスチールの合併にどう判断するだろうか?中国に関税をかけるだろうか?NATOに、日本に、韓国に、軍事費の負担を大きく求めてくるだろうか?ウクライナ支援を打ち切るのだろうか?
メキシコとの国境に高い壁を完成させて、不法移民を強制送還するだろうか?
アメリカを再び偉大な国にできるだろうか?

彼の政策のひとつひとつが世界を分断するだろう。もうアメリカは世界の警察にはならない。


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