この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

少年野球で盗塁禁止?

2021-12-10 12:30:45 | 意見がありますけど
羽鳥慎一モーニングショーのコーナーで今日の話題をもらった。

少年野球で盗塁を禁止する動きがあるらしい。
禁止派は「ピッチャーやキャッチャーは盗塁を気にせず試合に集中でき、下手なチームでも試合を楽しむことができる」と言い、反対派は「個性を生かせない。さらに盗塁する技術や、ピッチャーは牽制などの技術がおちてしまう」という意見だ。
また、「是国軟式野球連盟」でも「盗塁は1試合に3~5個まで」とか、「パスボール(キャッチャーのエラー)での進塁なし」等のルール化を検討中だという。

実際資料映像を見たら、バントの構えからバットを引くとランナーが3塁に走る。キャッチャーが投げると3塁手が取れない。バックアップしたレフトがキャッチャーに投げるがボールはそれ、キャッチャーも取れなかった。ポロポロこぼす下手糞ぶりである。
つまりこんな下手糞チームでも互角に渡り合えるように、好走守がそろったレベルの高いチームの手足を縛ろうということである。
レベルが低い水準に合わせようなんて、まったく馬鹿な話だ。
和気あいあいと下手糞野球をやって何が楽しいか。限界に挑むことが良い生き様を味わえるのだ。
いずれ練習も努力もしない糞ばかりの子たちだけになってしまうだろう。第二の大谷翔平を望むべくもない。絶対反対だ。

また、運動会などの徒競走で順位をつけないということが流行っているらしい。
賛成派は「本人や親は順位をわかっている。それなのにわざわざ(順位を)つけるのは、みんなに知らしめるだけ」と言うが、順位をつけることに意味があるのだ。1位になった子を表彰し称えるのだ。
一方反対派は「社会に出ると順位がつくシチュエーションはいくらでもある。優劣をつけない配慮が果たして社会に出たときためになるのか」としているが、あまり説得力がない。

運動会の徒競走で一等賞になり光り輝く子がいるのだ。教室の中では勉強ができず小さくなっているが、かけっこには自信があるという同級生はわたしの頃にも間違いなくいた。そんな子は野球もうまい。光り輝く場所があるのだ。
わたしはかけっこで6人中4番目というのが常の鈍足だったが成績は良かったから劣等意識はなかった。
勉強はできずかけっこが遅くても絵のうまい子や歌の上手な子がいる。人それぞれに個性はある。

悪しき平等主義に陥るのではなく、得意なところを褒め称えて伸ばしてあげるのが教育だと思う。
平等に、公平にという美辞麗句でビリにあわせるというのは言語道断だ。
優秀な生徒は飛び級でもしてどんどん進級させ、理解の足りない子は何度でも落第させて理解を深める。
アメリカなどでは当たり前な教育が日本では落ちこぼれが可哀そうなんていって同じように進級させ、どんどん劣等の泥沼に落とし込んで不良を生んでしまう。クラス分けすればいいだけだ。
なんか教育論になってしまった。でもそれがホントだと思っている。

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