ジャパンカップの思い出は数々ある。
第12回(92年)ジャパンカップではトウカイテイオーが快勝している。そのときのトウカイテイオーはなんと5番人気(10.0倍)だった。どうしてここまで人気が落ちていたのだろう。
その春、ダービー以来約11ヶ月の休みを挟んでいきなり天皇賞に出走した。長距離の名馬メジロマックィーンとの初対決である。当時こんな対決が見られるのかと興奮した。これまで、トウショウボーイ・テンポイントの対決やシンボリルドルフのレースを見てきたのだから驚くにはあたらないかもしれないが。トウショウボーイにしても、ルドルフにしても、当時はその価値をよく分かっていなかった。今でこそあれだけの名馬をリアルタイムに見ることができたのは大きな財産だったと感謝している。
さて、2頭の対決だが、マッチレースとなってどこまでも行っても決着がつかないのではないかとまで思われた。
トウカイテイオー1番人気1.5倍。マックィーンは2番人気2.2倍。今ならGⅠで休養明けの、しかも断トツ人気のトウカイテイオーは絶対買わないだろう。案の定、マックィーンに1.7秒切って捨てられ5着となった。
つづく秋の天皇賞は春の天皇賞からまた半年余後、1番人気2.4倍とここも人気になったが、レッツゴーターキンの大駆けの前に7着(0.5秒)と敗れた。その次のレースが、ジャパンカップだったのである。
ユーザーフレンドリー1番人気(3.2倍)、ナチュラリズム2番人気(6.7倍)レッツィロープ3番人気(8.0倍)ディアドクター(9.0倍)そしてトウカイテイオーが5番人気(10.0倍)日本勢で一番支持を得ていた。鞍上岡部幸雄。
前年メジロマックィーンがゴールデンフェザントの前に完敗(0.8秒4着)していたこともあって日本勢はあまり人気がなかったが、トウカイテイオーは中団から突き抜けて快勝した。何を狙ったか忘れてしまったが、トウカイテイオーを逃したこと、単勝が10倍も付いたことで二重に悔しかったことを覚えている。
やっぱり名馬であったのだ。親子二代のジャパンカップ制覇も立派だった。
また、ジャパンカップは予知夢や天からの啓示を受けたことがある。
94年のことだから、今から15年前のことになる。夢を見た。数字の2のような鶴のマーク(日本航空?)と、富士山のイメージ、富士山剣山という漢字ばかりの日本らしい名前。また、グランドフロティラ、もしくはグランドフロティラの日本馬?とか。はっきりとしたストーリーは覚えていなくてそんな断片だけだった。競馬の夢だとはわかったが判読できない。実際、グランドフロティラもフジヤマケンザンも出走していた。
第14回ジャパンカップ(H6年)メンバーは以下である。はたしてあなたはどう買うだろう?
① アップルツリー(ジャルネ) 5.3 外
② フレイズ(武豊) 19.8 外
③ パラダイスクリーク(デイ) 5.0 外
④ マーベラスクラウン(南井) 10.6
⑤ フジヤマケンザン(蛯名) 40.8
⑥ ラフハビット(キャシディ) 36.0 外
⑦ ジューン(ハリス) 9.6 外
⑧ マチカネタンホイザ(柴田善) 出走取り消し
⑨ ヨハンクランツ(ソリス) 40.6 外
⑩ サンドピット(ナカタニ) 4.5 外
⑪ ナイスネイチャ(松永昌) 23.8
⑫ エルナンド(アスムッセン) 8.5 外
⑬ グランドフロティラ(ブラック) 23.2 外
⑭ レイントラップ(エデリー) 13.9 外
⑮ ロイスアンドロイス(横山典) 18.1
わたしは結局わからずグランドフロティラから勝った。すると優勝したのはマーベラスクラウンだった。レース後分かったことだが、グランドフロティラの母モリタがグランドフロティラを産んだ後、お腹に子どもを抱えたまま日本に来てマーベラスクラウンを生んでいたのである。鶴のマーク(日本航空)や富士山のイメージは日本を暗示していて、グランドフロティラの日本馬というのは、なんと日本にいる弟のマーベラスクラウンのことを指していたのである。
また、翌年の第15回(95年)は朝起きてトイレにたったとき、ウァーという歓声とともにアナウンサーが「・・ナンド!!・・ナンドが来ました!!」という絶叫を耳にした。夢うつつに予知夢を見ていたのだと思う。エルナンドの単をしこたま勝負したら、実際に聞いたのは「ランド!!ランドが来ました!!」というアナウンサーの絶叫だった。
トイレでアナウンサーは決して「ランド」とは言っていなかった。確かに「○○ナンド」と言っていたんだよぉ。
せっかくの予知夢を見ながら当たり馬券にすることができなかった愚か者だったが、はたして今年こそは女神の前髪をつかまえられるだろうか。
これまでのジャパンカップの傾向を調べてみた。
1.1番人気は勝てない。
これまで1番人気で勝ったのは、85年シンボリルドルフ(2.0倍)、00年テイエムオペラオー(1.5倍)、04年ゼンノロブロ
イ(2.7倍)、06年ディープインパクト(1.3倍)と4回/28R中と少ない。しかも、ゼンノロブロイを除けば皆A級の馬たちだっ
た。
2.外国馬はGⅠA級馬でないと勝てない。
このレースではいきなり遠征した組でも優勝している。トライアルの出走の有無は問わないようだ。
3.日本馬はGⅠ馬である必要はない。
93年レガシーワールド、94年マーベラスクラウン、03年タップダンスシチー、08年スクリーンヒーローとなっている。とても
A級馬とは言えない馬たちだ。こじつければ長距離タイプか。
第12回(92年)ジャパンカップではトウカイテイオーが快勝している。そのときのトウカイテイオーはなんと5番人気(10.0倍)だった。どうしてここまで人気が落ちていたのだろう。
その春、ダービー以来約11ヶ月の休みを挟んでいきなり天皇賞に出走した。長距離の名馬メジロマックィーンとの初対決である。当時こんな対決が見られるのかと興奮した。これまで、トウショウボーイ・テンポイントの対決やシンボリルドルフのレースを見てきたのだから驚くにはあたらないかもしれないが。トウショウボーイにしても、ルドルフにしても、当時はその価値をよく分かっていなかった。今でこそあれだけの名馬をリアルタイムに見ることができたのは大きな財産だったと感謝している。
さて、2頭の対決だが、マッチレースとなってどこまでも行っても決着がつかないのではないかとまで思われた。
トウカイテイオー1番人気1.5倍。マックィーンは2番人気2.2倍。今ならGⅠで休養明けの、しかも断トツ人気のトウカイテイオーは絶対買わないだろう。案の定、マックィーンに1.7秒切って捨てられ5着となった。
つづく秋の天皇賞は春の天皇賞からまた半年余後、1番人気2.4倍とここも人気になったが、レッツゴーターキンの大駆けの前に7着(0.5秒)と敗れた。その次のレースが、ジャパンカップだったのである。
ユーザーフレンドリー1番人気(3.2倍)、ナチュラリズム2番人気(6.7倍)レッツィロープ3番人気(8.0倍)ディアドクター(9.0倍)そしてトウカイテイオーが5番人気(10.0倍)日本勢で一番支持を得ていた。鞍上岡部幸雄。
前年メジロマックィーンがゴールデンフェザントの前に完敗(0.8秒4着)していたこともあって日本勢はあまり人気がなかったが、トウカイテイオーは中団から突き抜けて快勝した。何を狙ったか忘れてしまったが、トウカイテイオーを逃したこと、単勝が10倍も付いたことで二重に悔しかったことを覚えている。
やっぱり名馬であったのだ。親子二代のジャパンカップ制覇も立派だった。
また、ジャパンカップは予知夢や天からの啓示を受けたことがある。
94年のことだから、今から15年前のことになる。夢を見た。数字の2のような鶴のマーク(日本航空?)と、富士山のイメージ、富士山剣山という漢字ばかりの日本らしい名前。また、グランドフロティラ、もしくはグランドフロティラの日本馬?とか。はっきりとしたストーリーは覚えていなくてそんな断片だけだった。競馬の夢だとはわかったが判読できない。実際、グランドフロティラもフジヤマケンザンも出走していた。
第14回ジャパンカップ(H6年)メンバーは以下である。はたしてあなたはどう買うだろう?
① アップルツリー(ジャルネ) 5.3 外
② フレイズ(武豊) 19.8 外
③ パラダイスクリーク(デイ) 5.0 外
④ マーベラスクラウン(南井) 10.6
⑤ フジヤマケンザン(蛯名) 40.8
⑥ ラフハビット(キャシディ) 36.0 外
⑦ ジューン(ハリス) 9.6 外
⑧ マチカネタンホイザ(柴田善) 出走取り消し
⑨ ヨハンクランツ(ソリス) 40.6 外
⑩ サンドピット(ナカタニ) 4.5 外
⑪ ナイスネイチャ(松永昌) 23.8
⑫ エルナンド(アスムッセン) 8.5 外
⑬ グランドフロティラ(ブラック) 23.2 外
⑭ レイントラップ(エデリー) 13.9 外
⑮ ロイスアンドロイス(横山典) 18.1
わたしは結局わからずグランドフロティラから勝った。すると優勝したのはマーベラスクラウンだった。レース後分かったことだが、グランドフロティラの母モリタがグランドフロティラを産んだ後、お腹に子どもを抱えたまま日本に来てマーベラスクラウンを生んでいたのである。鶴のマーク(日本航空)や富士山のイメージは日本を暗示していて、グランドフロティラの日本馬というのは、なんと日本にいる弟のマーベラスクラウンのことを指していたのである。
また、翌年の第15回(95年)は朝起きてトイレにたったとき、ウァーという歓声とともにアナウンサーが「・・ナンド!!・・ナンドが来ました!!」という絶叫を耳にした。夢うつつに予知夢を見ていたのだと思う。エルナンドの単をしこたま勝負したら、実際に聞いたのは「ランド!!ランドが来ました!!」というアナウンサーの絶叫だった。
トイレでアナウンサーは決して「ランド」とは言っていなかった。確かに「○○ナンド」と言っていたんだよぉ。
せっかくの予知夢を見ながら当たり馬券にすることができなかった愚か者だったが、はたして今年こそは女神の前髪をつかまえられるだろうか。
これまでのジャパンカップの傾向を調べてみた。
1.1番人気は勝てない。
これまで1番人気で勝ったのは、85年シンボリルドルフ(2.0倍)、00年テイエムオペラオー(1.5倍)、04年ゼンノロブロ
イ(2.7倍)、06年ディープインパクト(1.3倍)と4回/28R中と少ない。しかも、ゼンノロブロイを除けば皆A級の馬たちだっ
た。
2.外国馬はGⅠA級馬でないと勝てない。
このレースではいきなり遠征した組でも優勝している。トライアルの出走の有無は問わないようだ。
3.日本馬はGⅠ馬である必要はない。
93年レガシーワールド、94年マーベラスクラウン、03年タップダンスシチー、08年スクリーンヒーローとなっている。とても
A級馬とは言えない馬たちだ。こじつければ長距離タイプか。
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