海外からの入国緩和

外国からのビジネスや留学の学生に限って入国を緩和する方針が出た。
入国前にＰＣＲ検査を受けて、さらに入国してから空港の検疫で陰性を証明されなければならない。いいんじゃない？
問題は陰性がわかっても公共交通機関を使ってはいけないとか、二週間ホテルかどこかで待機するという点だ。しかも自己負担だという。おかしいだろう？
待機も今では2週間ではなく10日でいいことになっているはずだ。しかもそれは陽性者に限っている。陰性にも関わらず待機を求めるというのは行き過ぎじゃないか？
それでも待機させるというなら国が負担すべきだ。

空港検疫がアップアップしているという。検査能力は1回1000件が可能な検査機があるからそれを買えばすぐ解決するが、問題はその周辺のマンパワーだろう。
誘導したり連絡したり記録したりするのは資格者でなくても構わないはずだ。失業者があふれているのだから、どんどん採用したらどうだろう？
保健所についても同様である。電話の応対やファックス処理は有資格者でなくて全然いい。陽性者のホテルなどへの送りも無資格者で十分だし、移動も感染防止したタクシーを活用すればいい。

ソフトバンクが画期的な発表をした。ＰＣＲ検査を2000円で受けられるようにするというものだ。本来なら国がやるべきことである。
抗原検査のキットもあるから今ではＰＣＲ検査に限ることはない。それに保健所に拠らなくてもクリニックでの検査も可能。しかし、発熱などの症状がある人に限られているから、この縛りを取っ払わなくてはならない。
行政検査というのをやめて、無症状でも感染の心配がある人でも、そしてGoToを利用する人(人にうつさないと配慮する人)も検査が受けられるようにすべきである。
それこそが安心して経済を回すことだと思う。