悪貨は良貨を駆逐する

ロシアの反体制派のナワリヌイ氏が16日獄中で急死したという。間違いなくプーチンの指示によって殺害されたのであろう。一説では毒殺が考えられたが、英タイムズによると人権団体「グラグ・ネット」の設立者ウラジミール・オセキン氏は現場救急隊員がナワリヌイ氏の体にけいれんとあざがあったと話していることから、「ナワリヌイ氏が数時間寒さに露出した後、心臓を殴られて死亡した可能性が高い」と主張しているという。
ナワリヌイ氏が死亡前に、氷点下２７度まで気温が下がる野外の独房で２時間３０分余り留められ、その後心臓の辺りにパンチを入れて殺したという。KGBの殺人のひとつの手法らしい。

またロシアから亡命した元ロシア軍パイロットが亡命先のイタリアで殺害されたのが発見されている。
まったくプーチンは殺人鬼だ。
つぎつぎとライバルを排除しウクライナ進攻に反対新興財閥たちも殺しまわっている。
いい死に方をしないことを祈るばかりだ。

ロシアへの経済制裁も効果が出ない。インドや中国が石油を買い、ブラジルが天然ガスを買っている。主義主張に関係なく安いから買うのだ。
むしろアメリカの共和党がウクライナ支援の予算に応じていない。ウクライナの方が風前の灯火である。
これでトランプ大統領の誕生となったら、ウクライナは消滅してしまうに違いない。辛いねぇ。

プーチンといい、トランプといい悪人がはびこり、権力を握る時代なのか？
そうなのだとしたら、人類は「猿の惑星」のように滅びてしまった方がいい。その方が他の動植物が絶滅せずに繁栄を極める可能性があるのだ。
悲しいがその方が地球にやさしい。（ちょっと悲観的に過ぎるかな？）