昨日(2日)BS101の「あきない世傳金と銀」が8回でもって最終回となった。
五代目徳兵衛の急な隠居届け出、三男の智ぼんが六代目を襲名して幸を娶る。そして波村との修復を果たし、ようやく羽二重を仕入れたところまでである。
前にも書いた通り、わたしは第7巻まで読んでいた。第7巻では江戸に進出していたのだ。
だから、最終回というのなら、どんな風にまとめるのかなと心配していた。
じつはこの後、智三も亡くなる。そして幸は佐七と賢吉、そしてお竹を連れて江戸に出る。
江戸進出に入ってしまうと、なかなか切りづらい。まぁ、区切りとしてはこのあたりでいいのかもしれない。
後編がいつかつくられるんだろうね。
あの後、本屋さんを3か所ほど回って1月24日に第8巻から13巻までを買ってきた。そして、またしても一気に読み終えてしまった。
8巻は少し展開がもたもたしていた。そして五鈴屋のライバルは簡単に悪だくみを仕掛けてくるところや、商売に負けてもなかなか倒れないところが、ちょっとご都合主義かなと思った。江戸店がいろいろ苦難に合うのに、大阪本店や高島店は平穏無事に来ているのだ。それが不思議。
かならず幸の周辺に事件が起きるのだ。そしてまた、勝利を得るのも幸である。そんなもんだろうか。
あまり内容に触れるといけないので、ここまでにしておこう。
作者の高田都によるとこの話は、いとう呉服店十代目女店主の宇多をモデルにしているという。
三兄弟の次男と三男に嫁いだというのも史実のようである。8代目(三男祐清)亡き後五代目裕寿の甥祐正を九代目に迎えるも早世する。
そして宇多が選んだ裕恵を婿に取り十一代目に迎えた。それが成功して江戸上野村の松坂屋を買収して江戸進出を果たす。
その後名古屋本店の火事にあったり、藩主から御用金を科せられたりしたが、商売は繁盛したという。(「愛知千年企業江戸時代編」より)
素直に宇多のノンフィクションでもおもしろかったんじゃない?
五代目徳兵衛の急な隠居届け出、三男の智ぼんが六代目を襲名して幸を娶る。そして波村との修復を果たし、ようやく羽二重を仕入れたところまでである。
前にも書いた通り、わたしは第7巻まで読んでいた。第7巻では江戸に進出していたのだ。
だから、最終回というのなら、どんな風にまとめるのかなと心配していた。
じつはこの後、智三も亡くなる。そして幸は佐七と賢吉、そしてお竹を連れて江戸に出る。
江戸進出に入ってしまうと、なかなか切りづらい。まぁ、区切りとしてはこのあたりでいいのかもしれない。
後編がいつかつくられるんだろうね。
あの後、本屋さんを3か所ほど回って1月24日に第8巻から13巻までを買ってきた。そして、またしても一気に読み終えてしまった。
8巻は少し展開がもたもたしていた。そして五鈴屋のライバルは簡単に悪だくみを仕掛けてくるところや、商売に負けてもなかなか倒れないところが、ちょっとご都合主義かなと思った。江戸店がいろいろ苦難に合うのに、大阪本店や高島店は平穏無事に来ているのだ。それが不思議。
かならず幸の周辺に事件が起きるのだ。そしてまた、勝利を得るのも幸である。そんなもんだろうか。
あまり内容に触れるといけないので、ここまでにしておこう。
作者の高田都によるとこの話は、いとう呉服店十代目女店主の宇多をモデルにしているという。
三兄弟の次男と三男に嫁いだというのも史実のようである。8代目(三男祐清)亡き後五代目裕寿の甥祐正を九代目に迎えるも早世する。
そして宇多が選んだ裕恵を婿に取り十一代目に迎えた。それが成功して江戸上野村の松坂屋を買収して江戸進出を果たす。
その後名古屋本店の火事にあったり、藩主から御用金を科せられたりしたが、商売は繁盛したという。(「愛知千年企業江戸時代編」より)
素直に宇多のノンフィクションでもおもしろかったんじゃない?
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