もう10年以上前になるが鹿児島に出張したとき、鹿児島空港から天文館まで空港バスに乗った。約一時間の道中だったが、道路の整備が遅れているように感じた。中心街に入るあたりでも片道一車線の狭い道幅なのである。沖縄では考えられない。農道ですら舗装されているし、空港に至る道は三車線が当たり前である。おそらく宮古・石垣でも同じだろう。
この差はじつは、基地あるがゆえのインフラ整備であったのだ。よその県に行くま . . . 本文を読む
谷亮子が参議院に出馬するという。なんという愚かなというのが第一印象。決して国会議員に特別な資格要件が求められるとは思っていないし、二世議員のはびこる実態に、むしろこれは既得権益ではないと思っている。「先生、先生」と偉そうにしている世界に風穴を開ける逸材をむしろ待ち望んでいるぐらいだが、いったい谷亮子が何をするというのか。
スポーツ振興に力を注げればいいというが、柔道界は恵まれているはず。しかも国会 . . . 本文を読む
お酒はうまい。一週間禁酒をしていたが、母の日にお祝い(誰の?)に飲むことにしていたら、十九歳の長男は模試試験に出かけていない。東京にいる娘から鉢に入った花とケーキが届いた。友人が沖縄から泊りに来たり、飲み会の連続で金欠病だというのに大きな散財をしている。ひょっとすると一時借用のためにご機嫌をとってきたのだろうか。それはさておき、別の話。
日々の疲れが出てカミさんはパソコンの向こうで舟を漕いでいる。 . . . 本文を読む
学生時代のことだから40年近い昔になるが、地下鉄東西線の早稲田駅の神楽坂寄りの出口から出たところ、目の前の早稲田通りを渡った道向かいに「レストランNATSU」という店があった。
マスター夫婦だけでやっているようなそれほど大きくない、洒落たお店だった。
なんといってもその店のチキンバスケットがおいしかった。最初に食べたときに感激した。チキンのから揚げはジューシーで、それにもかかわらず油ぎっておらず、 . . . 本文を読む
「唐(とぅ)の世(ゆー)から大和(やまとぅ)の世(ゆー)、大和(やまとぅ)の世(ゆー)からアメリカ世(ゆー)、ひるまさ替わりたるこの沖縄」(嘉手苅林昌作詞・花口説作曲)という歌がある。
かつて沖縄が琉球と呼ばれ明(中国)の冊封を受けていた時代から、明治になって日本の一県に組み込まれた時代、その後太平洋戦争の敗北によりサンフランシスコ講和条約で沖縄が切り捨てられ米国軍政下の統治を受けた時代、これらの . . . 本文を読む