幸田文の随筆で最後の花
とされていた枇杷の花
まだ咲いている
今年最初に記す花
コンポストの後に生えてきた
謎の柑橘系 三本
場所を変えれば、花でも咲くかと
植え替え作業、数日に分け進行中
けっこうシンドい
何故かジョウビタキのタキちゃん
近くに来て、励ましてくれて
押入れで眠ってた時間も少しあり
それでも、半世紀超えのTシャツ
半世紀近くのジャージ
よく持った日本の繊維
ありがとうさよなら
剪定年をまたぎ、少しずつ
カキの木終わり、西のウメも終わり
後はカエデ、南のウメ、モチノキの
上の方も…
冬季剪定はカエデから、と
何かの本で読んだ記憶微かにあり
年が明けてもカエデの葉は落ちずに
温暖化実感
落葉樹の剪定は葉が落ちてから
と思ってたが…
天高く徒長枝伸びて伸びて
落葉樹の剪定は落葉の後
そろそろ一年で一番
忙しい季節
焦らず、健康に気をつけて
昨年の元肥のせいか
今年は鈴なりのイチジク
もう誰かが先に
かじつてて
次に使いたいのは
この表か裏かわからない布
よくよく見ると
表の方が模様がはっきりと
九十過ぎた母が一言
日陰の庭のてっぺんの
赤いカキの葉落ちて来て
秋、庭仕事の季節始まり
昨年暮れ、たっぷり施肥
そして天候のせいもあるだろう
イチジク高く高く伸び
実もたくさん
でも青いまま冬を越し
萎れていくこともかつてあり
一個ぐらい食べてみたくて
アカジソがちびっちゃい私の背を超え
高く高く、でもまだ花はなく
今年のアカジソの実を収穫して
醤油漬け、作るつもり
コンポストにニョキニョキ
カボチャの、スプラウト
あまりにしっかり生えてきて
ちょっと美味しそう
試しに数本ゆがいてみたら
物凄く苦い
賢いな カボチャ
表からだけでなく
裏からも覗き込むと
花を支える部分が
細かな網目のように
見えてきて
小さな庭の木陰に
ひっそりムラサキシキブ
小雨の中、花を咲かせて
涼しげな風吹いて
ひと枝にカキの実いくつも
今年はどうやらこの枝だけ
全て収穫は無理としても
一個か二個、何とか秋まで
枝につかまってて欲しい。