また一つ、シネカノンという映画館が閉館です。
その名の映画館で「シュリ」を観たことを思い出しました。
ちゃんとパンフレットも買っていました。
有楽町のあたりはすごく変わってしまったので
「シュリ」を観たあの映画館が、今度閉館する
映画館なのかどうかはわかりません。
ただ映画を観たあとに、鑑賞直後の熱気を帯びた、たくさんの人と
狭く暗く急な階段をゾロゾロと降りたことだけは覚えています。
その名の映画館で「シュリ」を観たことを思い出しました。
ちゃんとパンフレットも買っていました。
有楽町のあたりはすごく変わってしまったので
「シュリ」を観たあの映画館が、今度閉館する
映画館なのかどうかはわかりません。
ただ映画を観たあとに、鑑賞直後の熱気を帯びた、たくさんの人と
狭く暗く急な階段をゾロゾロと降りたことだけは覚えています。
初めてソウルに行ったのは、韓流などという言葉を聞くずっと前でした。
金浦空港からソウルへの道の途中に少し崩れた煉瓦の壁を見つけ
シャガールが頭に浮かびました。北の国の暖かな感じがしたのです。
「8月のクリスマス」もほのぼの暖かな感じの映画でした。
主人公たちが、煉瓦の塀沿いの道を語りながら歩くシーンを思い出すと、
今日のような花冷えの日も暖かな気分になってきます。
金浦空港からソウルへの道の途中に少し崩れた煉瓦の壁を見つけ
シャガールが頭に浮かびました。北の国の暖かな感じがしたのです。
「8月のクリスマス」もほのぼの暖かな感じの映画でした。
主人公たちが、煉瓦の塀沿いの道を語りながら歩くシーンを思い出すと、
今日のような花冷えの日も暖かな気分になってきます。
瀋陽の旅では、ひとまわりは若い一人旅の女性と
何ヶ所か一緒に回りました。
彼女は若いのに張國栄ファン。
同じテーブルで朝食をとりながら
久しぶりに張國栄の話題で盛り上がりました。
どの映画が一番よかったか、という話題になり
その時は決められなかったのですが、
やはり、私にとっての一番は「欲望の翼」です。
木々が茂ったジャングルの緑っぽい画面と梅艶芳の歌うラテン。
不思議な焦燥感や絶望感が胸にわいてきます。
何ヶ所か一緒に回りました。
彼女は若いのに張國栄ファン。
同じテーブルで朝食をとりながら
久しぶりに張國栄の話題で盛り上がりました。
どの映画が一番よかったか、という話題になり
その時は決められなかったのですが、
やはり、私にとっての一番は「欲望の翼」です。
木々が茂ったジャングルの緑っぽい画面と梅艶芳の歌うラテン。
不思議な焦燥感や絶望感が胸にわいてきます。
もうずいぶん前に香港のマクドナルドでハンバーガーたのんだら
おまけについてきたお年玉の袋です。
もちろん袋だけです。私がお年玉を皆に配る年齢だと
その時に気づかされました。
香港映画「ラブソング」を観て、初めて香港に行って見たい
そしてマクドナルドに寄ってみたいと思ったのでした。
そう、初めてのロケ地ツアーでありました。
おまけについてきたお年玉の袋です。
もちろん袋だけです。私がお年玉を皆に配る年齢だと
その時に気づかされました。
香港映画「ラブソング」を観て、初めて香港に行って見たい
そしてマクドナルドに寄ってみたいと思ったのでした。
そう、初めてのロケ地ツアーでありました。
映画「長江哀歌」を新宿にて、やっと観ることができました。
前作「世界」のころから、静かに語る感じがよいなあ、と思っていました。
主人公の女性がペットボトルに何度も水を入れる場面。
主人公の男性が違法の炭鉱のことを語る場面。
水もエネルギーも大切・・・人も・・・。
そして何よりも大好きだった香港映画「英雄本色」「新上海灘」がちりばめられてることが何よりうれしいことでした。
前作「世界」のころから、静かに語る感じがよいなあ、と思っていました。
主人公の女性がペットボトルに何度も水を入れる場面。
主人公の男性が違法の炭鉱のことを語る場面。
水もエネルギーも大切・・・人も・・・。
そして何よりも大好きだった香港映画「英雄本色」「新上海灘」がちりばめられてることが何よりうれしいことでした。
ふと思い出した「8月のクリスマス」。ホ・ジノ監督の作品のモチーフの一つに確か、なくなってしまっても残っているもの、とかいうのがあったような気がします。
この庭も建物も私もいつかなくなってしまうのだなあ。
何かがどこかにちょっぴりと残るのだろうか・・・・。
この庭も建物も私もいつかなくなってしまうのだなあ。
何かがどこかにちょっぴりと残るのだろうか・・・・。