悲喜交々

以下、排泄やてんかん発作に関する描写があります。嫌悪感を持たれそうな方は読まないで下さい。














　ここのところ５時前に起きていたのに、今朝は、昨夜のベーム「エロイカ」不発事件の影響でちょっと夜更かししてしまい、そのせいで子ども達より遅れて床を抜け出すこととなった。
　それに、仕事でちょっとした懸念事項もあり、それでかどうか、ケッタイな夢に一晩中悩まされていたようであった。
　で、起床後のバタハダは普段よりも忙しく、いつものように「りゅう」をスクールバス乗り場へ送るためにカミさんは車を表に回しに出、私はトイレにて用足しの最中であった。


　コトはその、両親が目を離した「空白のとき」に起こった。


・・・「りゅう」の発作。
　またしても、全身痙攣。

　カミさんが車を玄関先に停めて中に入って見つけた時は、すでに(痙攣は)ほとんど治まっていたが、視線も定まらず意識は戻ってない様子だった。呼吸が落ち着いたら布団に移した。ほどなくして昏睡に入っていった。

　10月の退院以来、薬の服用を止めているが、以来、２月に続いて二度目の発作だった。しかし、今日は休むに休めない状況の一日。「なんかあったら連絡しておくれ」と言って仕事に出た。その後、目覚めた「りゅう」は、最初のうちはやや気持ち悪そうだったが、しだいに普段の姿に戻っていったらしい。帰宅した時は、もう、いつもの「りゅう」だった。
　「一日『りゅう』と一緒にいるのがキツイ」と言っていたカミさんだが、なんとか持ちこたえた。義父が差し入れを届けてくれたりもして有り難かった。

　そんな日であったのに、今日はちょっと残業。
　ここのところ、「定時退勤」続きで、すっかり仕事が溜まっていたのだが、今日は(ほんの２時間ほどの)残業のおかげで、ずいぶんと追いついた。
やれやれ。。。。

　そして、そんな日であったが、夜にはうれしいことがあった。二男「けん」がトイレの便坐に腰掛けて、「ちゃんと」ウ○チをすることができたのである。これは画期的なことである。
前にも書いた通り「けん」はトイレで「大」が出来ないまま大きくなっていたのであるが、今日はオシッコするのにも座らせてあげところ、自分からもいきんで、うまく排出することができた。たぶん、(生まれて以来)はじめてではなかろうか。このまま定着してくれることを願う。