前回からの続き)
コンサートの日から、二週間が過ぎようとしている。「続きを書かなくちゃ」と思っているうちに、あれよあれよと日が過ぎてしまった。あの9番を聴いているときに感じたこと・頭に去来したことを文章化しようとしても、なかなかできなかった。時間もなかったのだけど、それ以上に、自分の文章力の貧しさはいよいよ深刻になってきたかと思う。
でも、今日、神奈川で聖響さんが同じ9番を振ったということで、そして、流れているツィートを見る限り、演奏はかなり良かったようでもあり、 . . . 本文を読む
いつかは聴きたいと思い続けてきた「大谷=伊勢管のマーラー9番」。
伊勢管30周年の記念の年の今日、ついに聴くことができた。
先週のバッハ合唱団の感想(続き)も未アップなのだが、とりあえずは思いつくままに・・・。
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今日は所用で松尾観音に行ってきた。
倉田山公園のはずれにあり、道路や住宅地からやや離れた閑散とした佇まいが良い。
若葉が陽光に映えて、本当に美しかった。
こうやって、木々が風にざわめく音に・・・・・ . . . 本文を読む
昨日の三重バッハ合唱団演奏会の静かな感動と言うか、余韻が、まだかなり高濃度で自分の脳内体内に残留しているのを感じながら、平常の営みが始まった。
演奏会と音盤鑑賞とでは決定的に違う・・・その、当たり前に前から知ってたことを、いまさらながら実感した昨日だった。もともと、年に数回のコンサート通いであったから、親しくしてくださっているブロガー諸氏と比べたら、私のコンサート体験など本当に取るに足らない回数である。日頃は、鑑賞部屋「奥の院」のスピーカーの前に座して「擬似コンサート体験」の真似事みたいにして音楽を聴いているが、近ごろは、その形態も難しくなっている。「だから、お前は、昨日のようなアマチュア合唱団のバッハでも感動しちゃうのさ」という声が、 . . . 本文を読む
生のコンサートは22ヶ月ぶり。久しぶりにコンサート会場の椅子に座した。バッハの大いなる世界に身を置いた。
浴びるように沁み込むように音楽が自分にやってきた。
目の前で音が生まれ、空気が、会場が、そして心が振動して、音楽は伝わる・・・なんて当たり前のことに、いまさらながらに感動していた。
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今日は「子どもの日」だった。日頃から「我が家は年中『子どもの日』」なんて、エラそうに言っているのだが、それでもやっぱり、今日は「子どもの日」だな。「子ども」と言っても、我が家の三人の子どもたち、上の2人は、もう二十歳を過ぎている。まあ、親から見れば、いつまでも「子ども」ではあるが・・・(特に、二男は、中身も、まだまだ「子ども」、これからもずっと限りなく「子ども」的な成人で在り続けるだろう)
上の写真は、今夜の三男「りゅう」。「ビデオの海」の中で、手を合わせている。 . . . 本文を読む
この録音は、(ブックレット解説によると)本番直前の機材のトラブルにより、多くのマイク回線が使い物にならなくなり、唯一、生き残ったワンポイント的に置かれたマイクの音声のみによる収録とのこと。聴いてみると、たしかに音は「こじんまり」としており、特に弦の音は痩せている。ステレオ感もイマイチでバランスもおかしいと言えばおかしい。しかし、今どきの録音に比べて妙に「自然」に聴こえる感じもあり・・・・・ . . . 本文を読む