これは、朝比奈氏本人と、彼に関わった多くの人たちの声、(たぶん)入念な取材と裏付けのもとに綴られた、朝比奈隆と大阪フィルの「等身大の」歴史です。おそらくは、氏の存命中だったらとても明るみにはできないようなところも多く書かれています。都合のよいところだけをつないで「ヨイショ」とまとめられたものてはありません。 . . . 本文を読む
今日は三男の学校に行ってきました。
先生方を対象にした「ムーブメント」の研修講座があり、ウチの子もムーブメント実演(?)で参加を申し込んでいたからです。
ウチの子も含めて、8人くらい?の児童・生徒が参加していました。
子どもたちのための、と言うよりは「子どもたちを使って」先生方の研修をする、という催しものです。
講師はW大学教授のK先生です。「約40年近くにわたって、しょうがい児の発達支 . . . 本文を読む
今日はレナード・バーンスタインの誕生日。もうちょっとヒネリのある選曲だとよかったのですが、これ、名演です。
それに今回のシリーズではウィーン・フィルとの演奏をまだチョイスしていなかったので・・・。
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今日はバレエ音楽≪ディバック≫。これは、1974年に初演されて、その年の来日公演では「ディバック・バリエーション」という短縮版で演奏されました。当時のプログラムには「ダイパック変奏曲」と記されています。私は名古屋公演で聴きました。冒頭のオーケストラのゴツンという響きと、スピーカーから流れる男声は覚えていますが、細部の記憶はありません。
このレコードは、その来日に合わせて発売された(たぶん)初演時のメンバーによる録音です。
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荒れ狂う地獄の風景に挟まれた、絶望的な、しかし、この上なく甘美で天国的な愛の時間、それは、先のことに目を閉ざした出口のない法悦でありますが、作曲者の共感のほとばしる筆致をそのままなぞるようなレニーの指揮が圧倒的です。
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ジャケット写真、美しいですね。CDも最初期は、一枚一枚のデザインに「気合い」が入ってたように思います。レニーの盤では、たとえばLAPOを振ったガーシュウインとWSSシンフォニックダンスのジャケも良かった。まだLPでも売られていた時期ですからね。
私が初めて買ったエニグマ変奏曲が、このCDでした。
それまではレコードも持ってなくて、FMから録った岩城宏之指揮フランクフルト放送響のライヴのみが、所持している唯一の音源でした。
買ったのは1985年9月3日、そう・・・・・・・・・・ . . . 本文を読む
今日は、妻も私も、伊勢のそれぞれの主治医の病院に定期的な診察を受けに行ってきました。まず妻を日赤で降ろして自分は宇治山田駅近くのK病院へ向かいました。診察後、また妻を拾って帰ってきました。
帰り道は、御遷宮の年を迎えて様々に模様替えした伊勢の町を見たいという妻の要望もあって(主に駅前と外宮前を中心に)車でぐるりと回ってから帰路につきました。
国道23号線沿いの田園地帯では、すでに稲刈りを終え . . . 本文を読む
7日午前9時、誤記訂正
先日放送された「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争~前編」を、今夜観ました。
そして、番組を見終えた後の、どうにも言葉にならない感情のまま部屋に座りながら「・・・さて、このあとに何を聴こうか?」と棚を見た私の頭に「さあ、そんなことを考えながらベートーヴェンを演奏しよう!」というバーンスタインの言葉が思い起こされました。28年前の広島平和コンサート、そのリハーサルで . . . 本文を読む