カムカムエヴリバディ

「カムカムエヴリバディ｣の総集編を(録画で)やっと観ました。
やっぱ、良かった。いいドラマだったと、しみじみ実感。
一見、荒唐無稽、または「ありえへん」的なストーリーやエピソードであっても、そこに醸し出されるリアリティーや詩情に全く違和感なく浸れる、そんなドラマでした。
総集編は、本編を観てなかった人には分かりにくかったかも知れませんが、全編ちゃんと観た私には、それはもう、感動を新たにさせてくれる逸品でした。
私としては「８月15日の奇跡｣の、あの一連の出来事、そこでの言葉がとても良かった。ファンタジー場面の多用はストーリーの帳尻会わせ的な扱いでしらけさせられることがよくあるけども、この場面は全く違った。それは、観るものの願いと合致したファンタジーだったから。
そのほかに・・・
随所に散りばめられたユーモア、前後との繋がりを思わせぶりに匂わせる仕掛け、展開の鮮やかさ、個性豊かな人物等々、言い出したらきりがない魅力。
三人のヒロインと平川アニーも魅力的だった。
私のイチオシは川栄李奈でした。
ブルーレイが出たら買おうかな、なんて思わされた初めてのドラマでした。