ネットで注文して自宅に届いたのをカミさんに持ってきてもらいました。
一気に読んでしまいました。 . . . 本文を読む
訂正・・・文中、秋山氏の実演を聴いた回数を「3回」と書いていますが、4回の間違いでした。大阪フィルとの「惑星」他を聴いたのを忘れておりました。
https://blog.goo.ne.jp/lbrito/e/d57685387a34ed54d21cdead3f9f5c5e
<ところで、きょう指揮したのは?
ー 秋山和慶回想録 ー
指揮者の振り様って、オーケストラ奏者にとっては、それ . . . 本文を読む
知的障害(IQ68)を持つ主人公が手術(研究、実験?)によって天才となり、権威ある学者たちを片っ端からコケにしてしまうが、その得た知能はやがて急速に失われていく、その過程で主人公は、やがて訪れる自分の行く末を見つめ受け入れる努力をする・・・というお話。
「SF小説」の枠組みの中で、その心理描写は極めて綿密で具体的である。
文字や言葉での自己表現が「健常者」に比べて(表面上)少ない彼らの . . . 本文を読む
これは、朝比奈氏本人と、彼に関わった多くの人たちの声、(たぶん)入念な取材と裏付けのもとに綴られた、朝比奈隆と大阪フィルの「等身大の」歴史です。おそらくは、氏の存命中だったらとても明るみにはできないようなところも多く書かれています。都合のよいところだけをつないで「ヨイショ」とまとめられたものてはありません。 . . . 本文を読む
昨日、職場の図書コーナーで、ちょっと久しぶりに出会った本。
ずっと前に、どこかで読んだ時は、たいして心動かず「ふぅ~ん」って感じだったが、昨日、読み返してみると、これはなかなかの本だと思った。本は、アバドの遠い幼少時の記憶から始まる・・・・・・・・・・・・・・・
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入院を契機に、読書三昧の日が続いている。「永遠の0(ゼロ)」(百田尚樹)、「月下の恋人」(浅田次郎)、「蝉しぐれ」(藤沢周平)と文学が続いて、ジョン・カルショウの「レコードはまっすぐに」を昨日、読み終えた。
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プロの批評家や学者の書いたものからは感じられない、この不思議な魅力は何なんだろう?
書いたもので儲けるわけでもない、ただ思うがまま感じたままに綴る、そして、だれかに読んでもらってその人にも響いてくれればいい・・・たぶん、そんな純な心持ちで書かれた文ばかりだからでしょうか。 . . . 本文を読む
「オペラは非常に高級な性欲のはけ口」「スポーツが擬似戦争だとしたら、芸術は擬似セックスである」。著者は、のっけからこう断言してはばからない。オペラの歴史や、オペラを彩ってきた作曲家の伝記には忠実でありながら、オペラにまつわるおもしろくて大胆な話が盛りだくさんだ。 ユニークなのは、ページの左右にある、まるでスポーツ新聞のような見出し。「ヴェルサイユ宮殿内外で巻き起こった正妻対愛妾の代理戦争とは?」「ロマンティシズム発生は、男の『振られ』が原因?」などといった、センセーショナルな言葉が踊る。避けては通れない音楽史、ヨーロッパ史に関する専門用語については、ページ上部にしっかりと解説があるから、オペラ初心者でも安心。たくさんの写真や絵画、また池田理代子の挿画などを楽しんでいるうちに、オペラの発祥から20世紀のオペラに至るまでの流れが理解できるようになっている。また、ギリシャ悲劇の流れをくんだ「正統派」から軽いオペレッタに至るまで、網羅している範囲も幅広い。読みやすく書かれてはいるが、オペラファンにもおすすめできる内容である。
モーツァルトやロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニの作品といった有名どころのツボはもちろん、あまり上演されることのない作品までも押さえてあるので、うんちくを語るための参考書としても最適。この本で下準備をしてからオペラに挑めば、恐れるモノはなにもない…かもしれない。(朝倉真弓)
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最近読んだ本のこと。
「子どもの本屋はメリーゴーランド」(増田喜昭著,晶文社刊)
著者は 児童書専門店の店主。単なる書店ではなく、子ども達や市民のために広く活動されています。詳しくはリンク先のHPを参照してください。
この本には読書の愉しみ、子どもの発想や行動のすばらしさが溢れています。
保育園から高等学校、市民講座まで、著者から「本」の魅力を聞いた人は、みな読書好きになってしまうようです。
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