静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

「りゅう」、装具の型取り

2010年08月13日 22時06分23秒 | 家族(こども・しょうがい・学校・介護他)
 今日は棚経でお寺さんが来てくださる日でしたが、前々から「りゅう」の診察を津市のリハビリセンターに予約していたので、棚経の対応はカミさんに任せて、出かけました。後で聞いたら、来てくださったお坊さんは、なんと小学5年生!
いつもの「おっさん」のお孫さんであり、今年「僧侶デビュー」されたとのことです。今朝の新聞(地方欄)にも載ってました。お母様付き添いのもと、しっかりした声で経を読まれたとのことでした。

 さて、「りゅう」は、リハビリセンターは久しぶり。去年の9月以来だと思います。あのあと、りゅうは体調不良が続き10月下旬に入院、その後は、私の手術、カミさんダウンと続いて、すっかりご無沙汰となっていました。私は、ここを訪れるのは5年ぶりくらいかも?来るのに、ちょいと道に迷いました。

 主治医のN先生に診てもらいました。学校の担任のW先生も同行して下さり、りゅうの相手をして下さりながら診察や装具の型取りを見守ってくれました。

 学校で外出時に履く靴を見せると、とたんに「拒絶」のポーズをとり、膝を真っ直ぐに伸ばしてやるとゲタゲタと笑う「りゅう」の直(ちょく)な反応が面白く、N先生はわざと靴を手にしたり膝を伸ばしたりを小刻みに繰り返されました。


 前に作ってもらった装具がずいぶんと小さくて、新しく作るために型取りをしました。
 別室で義肢屋の技師さん(?)にしていただきました。


 最初に足にラップを巻いてもらいます。






 その上から石膏を浸した包帯をぐるぐると巻いていきます。速乾性の石膏であり巻き終えたころには、ほとんど固まっていました。






 足を切らないように通した紐の上からナイフを入れ、型から足を抜きます。この紐を欲しがったりゅうに技師さんは別の紐を手渡してくれました。おかげで、型取りの間、実に大人しくしてくれました。







 これを元に樹脂性の装具が作られます。来週、仮合わせになります。



 車いすの足置きの位置も調整してもらいました。車椅子も、あと1年ほどで新調する予定です。



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