皆さん、突然ですが、不用なCDとかはどのように処分されていますか?ブック○フとかで売っちゃうとバカみたいな価格でしか買い取ってくれませんよね。私はヤフオクを主に活用しています。ご自分でオークション出品するのが煩わしい人、面倒な人はあらいぐま堂に出品代行をお願いしましょう。このサイト、実は、ネットやオークションでお世話になっているsyuzoさんが始められたものです。ちょっとライバル関係になっちゃうんだけど(?)、でも、競合した方が活気があっていいや。
さて、今日は6月2日。直腸がんの手術をしてから、今日でちょうど半年が経ちました。今も定期的に通院し、薬(これは気休め程度かも?)も飲んでいますが、自分の体調はいたって良好です。まあ、切った部位が部位だけに、トイレに行く回数がまだ多いのですが、それでも、日常生活に特に支障はありません。
自分の体内の異変に初めて気付いたのは去年の8月。場所はトイレでした。実は、私は小学生の頃より「G」病があり、以前から年に数回は出血大サービスの日がありました。特に徹夜明けや寝不足が続くと、「もう、やめときなよ」とでも言うかのように便器が赤く染まり、それは文字通り「赤信号」として、自分の過労の度合いを知るバロメータみたいなものであったのです。
でも、この時の「赤信号」は、いつものとは様子が明らかに違っており、たぶん私は、その時に「こうなること」をある程度予想したと思います。ネットでいろいろ調べれば調べるほど、血液の付着の様子が「大腸がん」のそれと合致していました。
で、時を同じくして人間ドックがあり、便の潜血反応は当然の如く2本とも「+」。8月下旬に届いた結果はもちろん要精検。しかし、9月からは仕事が多忙期となり、出血もいつの間にやら認められないようになったこともあって、なかなか病院に出向くタイミングがつかめないまま日は過ぎていきました。そして、9月の五連休の真ん中で中学時代の同窓会があり、その席で「実は、オレ、今、こんな状況で・・・」と話したら、聞いてた友人が、「そりゃあ、お前、早く診てもらえよ。」と、えらい真剣に言うので、延び延びになってた病院行きをちゃんと決めることになりました。仕事の前期後期の狭間にあたる10月9日に内科を受診。内視鏡検査の日を「最短で27日」ということで予約しました。
そして内視鏡検査の日。
朝から2リットルの下剤を2時間かけて飲み、町内じゃなかった腸内を大掃除した私は、当日の被検査者さん達の中で一番に検査を受けることになりました。私が検査室に行く段階で、まだ体内の便が出きらずに浣腸を受けに行く方もみえました。
さて、後ろが空いた検査着を着て横たわった私の後方から、それは苦も無く侵入し、目の前の大きな画面には私の体内の映像が鮮明に映し出されていました。実際は数センチの腸の断面が画面では直径30センチほどにも見えました。カメラが体内に入って、何ほども経たないうちに、目の前になんとも大きな「山」のようなものが見えてきました。それはまるで、腸管の内側に突起した火山みたいに見えました。その頂きと山肌は吹き出たマグマのような真っ赤な血で覆われていました。
「これですか?、出血の正体は?」
私は、内視鏡を上手に操る(たぶん)若き医師に聞きましたが、彼は淡々と、
「これが何であるかは、また所見をお伝えするときに・・・ひとまず一番奥の小腸との境目あたりまで入れて、ゆっくり戻りながら見て行きますね。」
と答えるのみでした。
その日は結果を聞くことなく帰宅。内視鏡検査の結果については、11月6日の内科受診時に聞くということになりました。
(つづく)
さて、今日は6月2日。直腸がんの手術をしてから、今日でちょうど半年が経ちました。今も定期的に通院し、薬(これは気休め程度かも?)も飲んでいますが、自分の体調はいたって良好です。まあ、切った部位が部位だけに、トイレに行く回数がまだ多いのですが、それでも、日常生活に特に支障はありません。
自分の体内の異変に初めて気付いたのは去年の8月。場所はトイレでした。実は、私は小学生の頃より「G」病があり、以前から年に数回は出血大サービスの日がありました。特に徹夜明けや寝不足が続くと、「もう、やめときなよ」とでも言うかのように便器が赤く染まり、それは文字通り「赤信号」として、自分の過労の度合いを知るバロメータみたいなものであったのです。
でも、この時の「赤信号」は、いつものとは様子が明らかに違っており、たぶん私は、その時に「こうなること」をある程度予想したと思います。ネットでいろいろ調べれば調べるほど、血液の付着の様子が「大腸がん」のそれと合致していました。
で、時を同じくして人間ドックがあり、便の潜血反応は当然の如く2本とも「+」。8月下旬に届いた結果はもちろん要精検。しかし、9月からは仕事が多忙期となり、出血もいつの間にやら認められないようになったこともあって、なかなか病院に出向くタイミングがつかめないまま日は過ぎていきました。そして、9月の五連休の真ん中で中学時代の同窓会があり、その席で「実は、オレ、今、こんな状況で・・・」と話したら、聞いてた友人が、「そりゃあ、お前、早く診てもらえよ。」と、えらい真剣に言うので、延び延びになってた病院行きをちゃんと決めることになりました。仕事の前期後期の狭間にあたる10月9日に内科を受診。内視鏡検査の日を「最短で27日」ということで予約しました。
そして内視鏡検査の日。
朝から2リットルの下剤を2時間かけて飲み、町内じゃなかった腸内を大掃除した私は、当日の被検査者さん達の中で一番に検査を受けることになりました。私が検査室に行く段階で、まだ体内の便が出きらずに浣腸を受けに行く方もみえました。
さて、後ろが空いた検査着を着て横たわった私の後方から、それは苦も無く侵入し、目の前の大きな画面には私の体内の映像が鮮明に映し出されていました。実際は数センチの腸の断面が画面では直径30センチほどにも見えました。カメラが体内に入って、何ほども経たないうちに、目の前になんとも大きな「山」のようなものが見えてきました。それはまるで、腸管の内側に突起した火山みたいに見えました。その頂きと山肌は吹き出たマグマのような真っ赤な血で覆われていました。
「これですか?、出血の正体は?」
私は、内視鏡を上手に操る(たぶん)若き医師に聞きましたが、彼は淡々と、
「これが何であるかは、また所見をお伝えするときに・・・ひとまず一番奥の小腸との境目あたりまで入れて、ゆっくり戻りながら見て行きますね。」
と答えるのみでした。
その日は結果を聞くことなく帰宅。内視鏡検査の結果については、11月6日の内科受診時に聞くということになりました。
(つづく)
そうですよね、病気はいずこからともなくやってきて、定着してしまうんですよね…。
小生はガンではありませんが、網膜剥離もそんなところがありました。「やばい」と自覚していても、なかなか病院に行けない。
そうしている間に病状は悪化します。
ガン闘病記はひじょうに参考になります。
ぜひ続けてください。
その通りの実感でした。
毎年、人間ドック受けて肺や胃はそれなりにチェックしてましたが、腸は検便だけでノーチェック。
一年前までは潜血反応もずっとマイナスだったのにね。
「一年でこんなに(ガンが)でっかくなるものですか?」
って聞いたら、
「これは、一年ではないでしょ。」
って言われました。
検便では6割くらいしか拾えないとも。
ホンマに病気は、こっちのガードをすり抜け、こっちの油断をしっかり見極めて居ついてしまうものだと思いました。
私も、内視鏡検査経験しました(>_<)大量の下剤を飲むのもたいへんでしたが、その後の検査が嫌すぎて泣いてしまいました。
お久しぶりのコメントが「私も検査しました」って、ええっと思いましたが、大丈夫ですか?
大事にして下さいね。
検査は嫌なものですが(自分はたいがい平気になっちゃいましたが)、定期的に診てもらうことは大事だと実感しています。
何年か前、深夜におきる原因不明の腹痛に悩まされたことがあって、一応検査したんです。なんともなかったんですが、紹介状を書いてもらったため、途中でやめられませんでした(T_T)
でも、確かに一安心でした。
大事に至らずよかったですね。
だいたい、大きな病とかはね、はっきりわかんないうちに忍び寄って来るみたいですよ。腹痛なんて起こさずに・・・って、イメージで言ってるだけですけどね。
健康第一ですよね。
出血を体調のバロメーターにされてた、というのも凄いですが。。。
読んでて、ちょっとドキドキ。
私も不正出血で内視鏡みせてもらったことあります。単なる肉腫だったので、そのまま放置ですが、こんなところに子供らがおったんか~~と、カルチャー・・じゃないなあ、生命の神秘を感じました。
日常生活にさほど支障がないということ、少し安心しました。
でも、記事のあちこちに、唐突に、あるいはさりげなく書いてたので、またおヒマな時にでも探してみて下さいな(んなヒマ無いですよね・・・苦笑)。