静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

そろそろ、現世に戻る日が・・・・

2010年01月27日 21時30分04秒 | Dialy
なんの気構えも無く、ひょいと鳴らしたCDに思いっきり圧倒され、感動しまくってしまった。

クレンペラーのバッハとブラームス。
バイエルンとのライヴ。

こういう演奏に時々出会うから音盤鑑賞の旅はやめられない。

クレンペラーは自他共に認める非人道家との記述を見た記憶があるが、「指揮」という仕事に関しては、極めて誠実に楽譜に対峙しており、まるでミューズの「十二使徒」の一人かと思える(他の11人は・・・知らん)。

当ブログはじめ、ネットのいろいろと疎遠になりつつあったこのごろだが、来週には仕事にも戻ることだし、そろそろ「完全休業」の札を外すかな?

「人生のハーフタイム」なんて言うほど長くなかった。
もうちょっと白日夢の日々を味わいたかった気もするけど・・・。

「休業中に聴くぞ!」と、しこたま買い込んだ音盤は、多くがミチョランマの一角へ・・・。


今日、バーンスタインの「ヒストリック・テレビジョン・スペシャル」5DVD-boxが届き、さっそく、モスクワの巻を鑑賞。

太平の眠りを覚ますレニーかな


まあ、いろいろと計算されつくしたシナリオを語っているのだろうけど、それでも、バーンスタインの語る言葉はエンタとアートを境目無く繋いでいて惹き付けられた。そして、その指揮ぶりは作曲者が客席にいるからかどうか知らないが、彼にしては外面的には抑制の効いた動きでありながら、マグマが噴き出るような物凄い気迫のこもったもの。1959年10月、41歳のレニーである。画質も良好。








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