静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

バーンスタイン/バイエルン放送響との「グレイト」

2008年02月04日 23時13分45秒 | バーンスタイン(独墺系音楽)
ちょっと前に視聴した。
これは、とてもよかった。

シューベルト/交響曲第8(9)番「ザ・グレイト」

レナード・バーンスタイン指揮
バイエルン放送交響楽団

収録時期:1987年6月10-15日(ライヴ)
収録場所:ミュンヘン、ドイツ博物館、コングレスザール




謙一さんも絶賛されているが、私もすごく感動した演奏。
コンセルトヘボウ盤と数ヶ月違いなのだが、演奏は全然違う。
こっちの方が、曲への没入ぶりが桁違いにすごい。
大袈裟とも思える表情づけだが、説得力抜群。

楽員の集中ぶりも見もの。
オーボエ氏や(ベルリンの壁「第9」でおなじみの)ティンパニ氏の熱演が素晴らしい。
(彼らが特によく映ルンです。「天地創造」ではフルートのグラフェナウアーが頻繁に映し出されてましたけど、彼女は、ここではやや控え目。)
バーンスタインの指揮もツボにはまったもので、少ない動きでフォルティシモの炸裂を呼び起こす様は鳥肌もの。
会場内は蒸し暑かったのか、ライトの熱のせいなのか、バーンスタインも楽員も額が汗で「てかって」た。
終演後の拍手も編集痕それほど無いみたいで、もらった花束を楽員に投げて「お裾分け」する楽しい場面まで収録されている。

いやはや、本当に、久しぶりに「グレイト」で感動した。
HMVサイトに思わずレビュー入れちゃいました。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿