マーラーの第1交響曲は、たぶんマーラーの曲で初めて聴いた曲だと覚えている。
でも、自分が最初に買ったマーラーは4番、ホーレンシュタインの、やはり廉価盤だったけど・・・・。
マーラー/交響曲第1番 ニ長調
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1989年
覚書
交響曲第1番作曲の背景
交響曲第1番の分析
以上、伊勢管HPより
マーラーの第1交響曲の実演は今までに3度、シノーポリ指揮のウィーン・フィル(名古屋)、ブロムシュテット指揮のゲヴァントハウス管(津)、そして、先日の伊勢管弦楽団定期(爆音!クラシック突撃隊♪休憩室HPへ飛びます)での熱演が記憶に新しく、まだその残り火は胸を焦がし続けている。
本当に、あれはよかった。
シノーポリは、あの時はクライバーの代打で、こっちも気抜けしてた上に、名古屋のでっかい市民会館2階奥では、ウィーン・フィルの美質もダイナミックさもほとんど伝わらず・・・という記憶しかない。
プロムシュテットは地元でやってくれた。アンコールに第2楽章丸ごとリピートも全部敢行してやってくれた。
ディスクで初めて第1交響曲を聴いたのは、中学2年のとき。
友人とレコード店に行き、クレツキ盤を店頭試聴させてもらった。
(当時は、よく店先で売り物のレコードを《サワリだけども》聴かせてもらったものだ。CBSソニー盤はシールドされていてダメだったけど・・・。)
で、その時の印象は「『巨人』って言うのだから、すごいダイナミックな音楽を期待してたのに、なんだか、エライ静かな曲やなぁ」って。
その時、友人はクレツキ盤を購入。少し経って、もう一人の友人はバーンスタイン盤を購入、そして、私は、そのちょっとあとに4番(ホーレンシュタイン)を買い、1番は中学3年になってからワルター盤を買った。
これが、私の「巨人」初レコード。
これはよく聴いたなぁ。
レコード時代、私は、あまりマーラーは買わず、1番では、その後はクーベリック盤を買ったのみ。FMライヴはよく録ったけど。
CDの時代になって、やたらと入手して、よく聴いた。
で、ほんの数年前まで、第1交響曲を聴きたいと思う気持ちがずいぶんと減退していて「もう、いいや」って感じだったけど、今は、また新たな魅力を感じているところ。
シノーポリの指揮ぶりは、見てるとなんだか力み過ぎと言うか、こっちが肩こってくるようなところもあるけども、聴こえてくる音楽はなかなか剛柔自在、フレーズの隅々までその意思が行き届いたような充実感がある。
この1番でも、第2楽章の中間部や第3楽章のデリカシーに特に心引かれる。
強奏部も、もちろん良い。
1992年の新校訂版以来、パート・ソロで演奏されることが多くなったらしい第3楽章のコントラバスも、ここでは従来のソロで。
私の持っているのは、先日の「嘆きの歌」との2枚組。今は1枚物も全集も廉価で買える。
マーラー:交響曲第1番《巨人》 ジュゼッペ・シノーポリ/フィルハーモニア管
でも、自分が最初に買ったマーラーは4番、ホーレンシュタインの、やはり廉価盤だったけど・・・・。
マーラー/交響曲第1番 ニ長調
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1989年
覚書
交響曲第1番作曲の背景
交響曲第1番の分析
以上、伊勢管HPより
マーラーの第1交響曲の実演は今までに3度、シノーポリ指揮のウィーン・フィル(名古屋)、ブロムシュテット指揮のゲヴァントハウス管(津)、そして、先日の伊勢管弦楽団定期(爆音!クラシック突撃隊♪休憩室HPへ飛びます)での熱演が記憶に新しく、まだその残り火は胸を焦がし続けている。
本当に、あれはよかった。
シノーポリは、あの時はクライバーの代打で、こっちも気抜けしてた上に、名古屋のでっかい市民会館2階奥では、ウィーン・フィルの美質もダイナミックさもほとんど伝わらず・・・という記憶しかない。
プロムシュテットは地元でやってくれた。アンコールに第2楽章丸ごとリピートも全部敢行してやってくれた。
ディスクで初めて第1交響曲を聴いたのは、中学2年のとき。
友人とレコード店に行き、クレツキ盤を店頭試聴させてもらった。
(当時は、よく店先で売り物のレコードを《サワリだけども》聴かせてもらったものだ。CBSソニー盤はシールドされていてダメだったけど・・・。)
で、その時の印象は「『巨人』って言うのだから、すごいダイナミックな音楽を期待してたのに、なんだか、エライ静かな曲やなぁ」って。
その時、友人はクレツキ盤を購入。少し経って、もう一人の友人はバーンスタイン盤を購入、そして、私は、そのちょっとあとに4番(ホーレンシュタイン)を買い、1番は中学3年になってからワルター盤を買った。
これが、私の「巨人」初レコード。
これはよく聴いたなぁ。
レコード時代、私は、あまりマーラーは買わず、1番では、その後はクーベリック盤を買ったのみ。FMライヴはよく録ったけど。
CDの時代になって、やたらと入手して、よく聴いた。
で、ほんの数年前まで、第1交響曲を聴きたいと思う気持ちがずいぶんと減退していて「もう、いいや」って感じだったけど、今は、また新たな魅力を感じているところ。
シノーポリの指揮ぶりは、見てるとなんだか力み過ぎと言うか、こっちが肩こってくるようなところもあるけども、聴こえてくる音楽はなかなか剛柔自在、フレーズの隅々までその意思が行き届いたような充実感がある。
この1番でも、第2楽章の中間部や第3楽章のデリカシーに特に心引かれる。
強奏部も、もちろん良い。
1992年の新校訂版以来、パート・ソロで演奏されることが多くなったらしい第3楽章のコントラバスも、ここでは従来のソロで。
私の持っているのは、先日の「嘆きの歌」との2枚組。今は1枚物も全集も廉価で買える。
マーラー:交響曲第1番《巨人》 ジュゼッペ・シノーポリ/フィルハーモニア管
私がはじめて実演を聴いたのが、1969年頃の森正/京都市交響楽団の演奏。
記憶違いかもしれませんが、以前親父リュウさんのブログで、中村紘子のベートーヴェン第3協奏曲を森正の指揮で…、と書かれていたように思うのですが、その演奏会で『巨人』、やっていませんでしたか?
このワルターのジャケットは本当にお馴染みでしたね。当時は、こういうその曲の「顔」みたいなレコードがいくつかありました。「定盤」ですね。
>以前親父リュウさんのブログで、中村紘子のベートーヴェン第3協奏曲を森正の指揮で…、と書かれていたように思うのですが・・・
確かに1971年に中村紘子さんと京響の演奏会を聴きましたが、渡辺暁雄指揮でした。メインはブラ4でしたので、たぶん、どなたかの記事と混同されているのではないでしょうか?
あのころの中村さん、まだテレビ等でブレイクする前で、会場も空席多かったです。
こっちに拙い感想文あります。
http://plaza.rakuten.co.jp/lbrito/002004