とか、「ここでカルロス、火を噴いた」とか、ひとむかし前のキャッチ・コピーがちっとも誇大でなく感じられる懐かしい映像でした。
まあ、ベータ・ビデオで録ってVHSにダビングしたものはあるのですが、なにぶん、画質、音質が良くないので、取り出して観ることもずっとありませんでしたからね。
ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調
(管弦楽)バイエルン国立管弦楽団
(指揮)カルロス・クライバー
~1986年、昭和女子大学人見記念講堂で録画~
「ETV50クラシック・アーカイブ~和洋名演名舞台~ 」
「-第2部・世紀の名演奏-」
それにしても、クライバーの音楽は混じりっ気が無いと言うか、純粋と言うか、その前に出たソ連の天才少年3人組の方が、よっぽど「こしらえもの」的に感じられて、それで、よけいにクライバーの無垢な音楽が際立っていたと思えました。
決して「極美音」ではない。ミス・ショットもしばしばありました。
でも、なんなんでしょうね、この、音たちが弾け出る瞬間瞬間の活き活き感は。
目を閉じて、あるいは画面から目をそらして聴いていても、やはりそれは感じられて、彼の天衣無縫な指揮振りによる錯覚ではないことは確かでした。
フレーズとフレーズの繋ぎ目や、音楽の局面が変わるところ、微妙に色合いが変わり行くところでの、「ここは、こういう訳ですごく大事なんだ」という意識がオケの面々にすごく浸透していて、それが、あの、体の奥から揺さぶられるような独特の躍動感を実現しているのかな、とか思えました。
最後の「ブラボー」は、なんか涙声の絶叫みたいにも聴こえたりして・・・。
会場で聴いてた人、特に終楽章では「まだ終わるな!永遠に、この時間の中に居たい」なんて思いで会場にいたことでしょう。
NHKさん、とてもうれしかったんだけど、4番やアンコールの2曲は残ってないのでしょうか?
(今日のオンエアでも、二箇所ほど、テープの劣化らしき画像の乱れがありましたが、あれくらいは、まあ許せますよ。)
まあ、ベータ・ビデオで録ってVHSにダビングしたものはあるのですが、なにぶん、画質、音質が良くないので、取り出して観ることもずっとありませんでしたからね。
ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調
(管弦楽)バイエルン国立管弦楽団
(指揮)カルロス・クライバー
~1986年、昭和女子大学人見記念講堂で録画~
「ETV50クラシック・アーカイブ~和洋名演名舞台~ 」
「-第2部・世紀の名演奏-」
それにしても、クライバーの音楽は混じりっ気が無いと言うか、純粋と言うか、その前に出たソ連の天才少年3人組の方が、よっぽど「こしらえもの」的に感じられて、それで、よけいにクライバーの無垢な音楽が際立っていたと思えました。
決して「極美音」ではない。ミス・ショットもしばしばありました。
でも、なんなんでしょうね、この、音たちが弾け出る瞬間瞬間の活き活き感は。
目を閉じて、あるいは画面から目をそらして聴いていても、やはりそれは感じられて、彼の天衣無縫な指揮振りによる錯覚ではないことは確かでした。
フレーズとフレーズの繋ぎ目や、音楽の局面が変わるところ、微妙に色合いが変わり行くところでの、「ここは、こういう訳ですごく大事なんだ」という意識がオケの面々にすごく浸透していて、それが、あの、体の奥から揺さぶられるような独特の躍動感を実現しているのかな、とか思えました。
最後の「ブラボー」は、なんか涙声の絶叫みたいにも聴こえたりして・・・。
会場で聴いてた人、特に終楽章では「まだ終わるな!永遠に、この時間の中に居たい」なんて思いで会場にいたことでしょう。
NHKさん、とてもうれしかったんだけど、4番やアンコールの2曲は残ってないのでしょうか?
(今日のオンエアでも、二箇所ほど、テープの劣化らしき画像の乱れがありましたが、あれくらいは、まあ許せますよ。)
あの演奏は、CDではかなりの種類海賊盤が出ましたが、NHKからDVDを出してとどめをさして欲しいかなぁ。
テープあるでしょうが、劣化してしまったのかなぁ~と思いました。
今日、ミュージックバードで山崎さんが言ってましたが、カラヤンの来日ライヴ映像(60年代、73年)なんかもNHKには無くてもカラヤン本人が持ってったらしいですね。
新年はとてもお忙しいことでしょうね。
ビデオは、最初の頃はラベルもちゃんと書いて、ノートにも整理してたのですが、次第にむちゃくちゃになっちゃってます。DVDの代になって以降も未視聴のテープ、いまだに山積みです。
もちろん、カルロスのテープはちゃんとあるのですが、高画質高音質で味わいたいです。