4月になっている。昨日、髪を切ってさっぱりした三男「りゅう」は、今朝、食事中に発作を起こし、今は寝ている。一週間ほど前からハイテンションが続いていたから、「近いうちに来る」と確信していたが、やはり来た。薬を飲んでいないから来て当然だし、もう慣れてはいるのだが、やはり、発作に苦しむ顔を見るのはつらい。(と言っても、本人には全く記憶がないのですが・・・)それに、「ひょっとし、このまま呼吸が戻らなかったら・・・」とか思ってしまう。だから、顔を近づけて息遣いのチェックはしっかりする。
今のところ、2ヶ月に一度程度の発生率だからいいが、頻発し出したら、また薬の服用を考えざるを得ないだろう。まあ、どうなるか分からない先のことを、あれこれ考えても仕方ないけど・・・。
4月になり仕事も新年度体制で動き出している。例年なら、年度の変わり目には、一日か一日半くらいのヒマが出来るのだが、今年は全然無い。無いどころか前年度の持ち越し仕事も抱えたままに、新しい仕事が動きたしていて、今日もたぶん在宅仕事をしなければいけない。そんなこともあって、昼から三男の「連れ出し支援」を頼んであったのだが、上のようなことでそれもキャンセル。
こんなことだったら、昨夜、予定通り仕事を進めておくべきだったなぁ、と少し反省。だって、仕方ないでしょ。カルロス・クライバーのドキュメントが始まったら、もう目が離せなくなってしまい、全部観てしまった。ドキュメントに続いて放送された86年来日ライヴは、ベーターからのコピーで持っているが、あれは画質・音質ともに今となってはかなり難があった。昨日の放送は、ハイビジョンではないものの、当時の録画としては鑑賞になんら支障ない状態で感涙モノだった。NHKに残っていた映像だろうか?確か、前に復刻?放送された「第7」は所々で画面が乱れていたが・・・。(今回はどうだったのだろう?4番までで寝てしまったので未確認。)ひょっとすると、誰かから提供された映像に残っていた音声をシンクロさせたものかも知れない。
さすが、これは見ていてはきりがないので、後ろ髪も前髪もひっぱられたが、「第4」まで観て布団に入ったのだった。それにしても、クライバーと言う指揮者の魅力と今まであまり知らなかった人間性(私は、まだ出版された伝記は読んでいない)にあらためて魅了されてしまった。
震災関連のニュースは、前に書いたようにあまり見ないようにしているが、先日、耳にした言葉に「現地のほとんどは『地震から三週間経たが、被災地の多くは、まだ阪神淡路の時の数日後のような状態』である」とのこと。あまりの規模の大きさに、あらためて絶句してしまう。しかし、復興は元に戻すことではなく、以前より強くなることである。(「日本人=サイヤ人」ブログ「業界人間ベム」より)という前向きな言葉も見た。時間はかかるだろう。でも、立ち上がり這い上がり続ける気持ちは共にありたいと思う。それは、上っ面だけの「自粛」とは違う、もっと感覚的な気持ちである。うまく言えないが「今、自分ができること、やるべきこと」を粛々と進めることが大事だと思う。震災直後に予定通り定期演奏会などを敢行したオケがあったが、そういう意味で、本当に天晴れだと思う。心「意気に感じる」とは真にそういうこと。きっと会場では、何かが舞い降りたようなすごい音楽が鳴り響いてたのだろう。
ボランティア・サークルに所属している長男は、就活のすき間を縫って、関西のサークル仲間と仙台に出かけていった。
「(現地は)かなりキツいっすよ」
我が家に来てくれているヘルパーさんのひとりがそう言っていた。彼の故郷は茨城で、ご実家も被害に遭っている。しばらくあちらから帰るに帰れなかったらしい。愚息も、まあ「来ないよりマシ」程度でもいいから、ほんの僅かでも被災地の皆さんのお役に立ってきて欲しいと思う。
今のところ、2ヶ月に一度程度の発生率だからいいが、頻発し出したら、また薬の服用を考えざるを得ないだろう。まあ、どうなるか分からない先のことを、あれこれ考えても仕方ないけど・・・。
4月になり仕事も新年度体制で動き出している。例年なら、年度の変わり目には、一日か一日半くらいのヒマが出来るのだが、今年は全然無い。無いどころか前年度の持ち越し仕事も抱えたままに、新しい仕事が動きたしていて、今日もたぶん在宅仕事をしなければいけない。そんなこともあって、昼から三男の「連れ出し支援」を頼んであったのだが、上のようなことでそれもキャンセル。
こんなことだったら、昨夜、予定通り仕事を進めておくべきだったなぁ、と少し反省。だって、仕方ないでしょ。カルロス・クライバーのドキュメントが始まったら、もう目が離せなくなってしまい、全部観てしまった。ドキュメントに続いて放送された86年来日ライヴは、ベーターからのコピーで持っているが、あれは画質・音質ともに今となってはかなり難があった。昨日の放送は、ハイビジョンではないものの、当時の録画としては鑑賞になんら支障ない状態で感涙モノだった。NHKに残っていた映像だろうか?確か、前に復刻?放送された「第7」は所々で画面が乱れていたが・・・。(今回はどうだったのだろう?4番までで寝てしまったので未確認。)ひょっとすると、誰かから提供された映像に残っていた音声をシンクロさせたものかも知れない。
さすが、これは見ていてはきりがないので、後ろ髪も前髪もひっぱられたが、「第4」まで観て布団に入ったのだった。それにしても、クライバーと言う指揮者の魅力と今まであまり知らなかった人間性(私は、まだ出版された伝記は読んでいない)にあらためて魅了されてしまった。
震災関連のニュースは、前に書いたようにあまり見ないようにしているが、先日、耳にした言葉に「現地のほとんどは『地震から三週間経たが、被災地の多くは、まだ阪神淡路の時の数日後のような状態』である」とのこと。あまりの規模の大きさに、あらためて絶句してしまう。しかし、復興は元に戻すことではなく、以前より強くなることである。(「日本人=サイヤ人」ブログ「業界人間ベム」より)という前向きな言葉も見た。時間はかかるだろう。でも、立ち上がり這い上がり続ける気持ちは共にありたいと思う。それは、上っ面だけの「自粛」とは違う、もっと感覚的な気持ちである。うまく言えないが「今、自分ができること、やるべきこと」を粛々と進めることが大事だと思う。震災直後に予定通り定期演奏会などを敢行したオケがあったが、そういう意味で、本当に天晴れだと思う。心「意気に感じる」とは真にそういうこと。きっと会場では、何かが舞い降りたようなすごい音楽が鳴り響いてたのだろう。
ボランティア・サークルに所属している長男は、就活のすき間を縫って、関西のサークル仲間と仙台に出かけていった。
「(現地は)かなりキツいっすよ」
我が家に来てくれているヘルパーさんのひとりがそう言っていた。彼の故郷は茨城で、ご実家も被害に遭っている。しばらくあちらから帰るに帰れなかったらしい。愚息も、まあ「来ないよりマシ」程度でもいいから、ほんの僅かでも被災地の皆さんのお役に立ってきて欲しいと思う。
いつも一生懸命なりゅうさんのブログを楽しみにしています。
先ほど、NHK教育テレビでウィーンフィルが震災の被災者のために演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲23番の第2楽章の一部を放送しましたね。あの曲のピアノの音は鎮魂の鐘のように聴こえます。全て放送して欲しかった。
どんな辛いことがあっても素晴らしい音楽がある限り、頑張って生きようと思っています。
ちょっと、感傷的になって初コメントしました。りゅうさん、ご家族の皆様も身体に気をつけてくださいね!
拙い駄文を読んで下さり恐縮です。
また、当家へのご心配もいただき、重ねてお礼申し上げます。
その、ウィーン・フィルのニュースは、私もちょっと前に観ました。同じ演奏会かどうかは判りませんが、バレンポイムが弾き振りをしていましたね。
音楽は、時に全く無力のようなこともありますが、逆に、意外なほど力をくれる場合もありますね。人間が精魂こめて生み出したものは、みんな、そういう力を宿しているのでしょう。
コメント、ありがたかったです。
またお越し下さい。