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バーンスタイン・リマスター・エディションからの1枚。
Disc39です。
バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの「運命」。
それは、このブログで何度も書いていると思いますが、私がクラシック音楽に引っ張り込まれるきっかけでした。
1971年元旦の朝、TVで放送されていた彼らの1970年来日公演の再放送。
まだ「バーンスタイン」という名も知らなかったし、「運命」も(たぶん)冒頭部分しか知らなかった中学1年の私に、その時の映像と音楽は不思議に語り掛けてきたのでした。
当時、束の間の「洋楽少年」だった私ですが、その夜、お年玉を手に近所のレコード店に走り、買い求めたのは「運命」の17センチ盤。
アンタル・ドラティ指揮ロンドン響の演奏でした。
つい一週間前のクリスマスにはサイモン&ガーファンクルのLP「明日に架ける橋」を買ってもらい、毎日聴き倒していたというのに・・・。
その日を境に、急激にクラシック音楽の方へ傾いていった、そのきっかけだったのです。
・・・というお話は、もう何度も書いているのですが、また書いちゃいました。
で、その後、彼らのレコードもゲット。
これも聴き倒しました。
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バーンスタインの「運命/未完成」。
「ニューヨーク・フィルの歴史」というボーナスLP付きでした。
今回、リマスターされた演奏を聴いて、その音質向上は言わずもがなですが、うれしかったのは、LP時代に聴いて驚いたレニーのうなり声が「ちゃんと」入っていたことでした。
それは第4楽章の(リピートされた後の)第272小節。
ここで「ウン!」という彼の大きな気合いの一声(ひと唸り?)が入っていて、それはレコードで聴いていた時の(当時の私にとっては)ちょっとした楽しみだったわけですが、CD時代に入って購入したいくつかのディスクでは、その声が「きれいに(?)」消し去られていたのでした。
今回のリマスターでは、そういう編集が入っていない最初期のテープまでさかのぼって為されたのでしょうか。
いや、ホント、これはよかった(?)ですね。
演奏は、昨日のシューマンと同じく、当時のNYPの魅力がビシバシ感じられるものであります。
もうひとつ、所謂「運命のできるまで」という邦題がついたレクチャーですが、これはTV番組の映像について書いていますので、そちらをご覧ください。
↓バーンスタイン・リマスター・エディションの過去記事
リマスター・エディション届く
Disc1「初期録音」より
Disc2 バーンスタイン/交響曲第2番「不安の時代」「セレナード」
Disc5組曲「火の鳥」&幻想序曲「ロメオとジュリエット」
Disc6「バルトーク/ヴァイオリン協奏曲第2番」
Disc7「春の祭典」
Disc8「ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲」
Disc9「ショスタコーヴィチ/交響曲第5番」
Disc10「大峡谷」&ガーシュウイン作品
Disc11「ドビュッシー/管弦楽のための映像」
Disc12「ヴィヴァルディ、協奏曲集」
Disc13「アイヴズ交響曲、他」
Disc14「コープランド作品集」
Disc15「ピーターと狼」「くるみ割り人形」
Disc16 マーラー「亡き子をしのぶ歌」ほか、マーラーの歌曲集(MS:J.トゥーレル)
Disc17「オン・ザ・タウン」
Disc21 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番(pf:グールド)
Disc43 シューマン/交響曲第1番「春」
Disc85 シューベルト/交響曲第9番「グレート」
Disc39です。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
1.ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調op.67
2.How a Great Symphony Was Written(「運命」のできるまで)
管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:レナード・バーンスタイン
【録音】
1・・・1961年9月25日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
2・・・1956年7月13日 コロンビア30thストリート・スタジオ
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
1.ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調op.67
2.How a Great Symphony Was Written(「運命」のできるまで)
管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:レナード・バーンスタイン
【録音】
1・・・1961年9月25日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
2・・・1956年7月13日 コロンビア30thストリート・スタジオ
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの「運命」。
それは、このブログで何度も書いていると思いますが、私がクラシック音楽に引っ張り込まれるきっかけでした。
1971年元旦の朝、TVで放送されていた彼らの1970年来日公演の再放送。
まだ「バーンスタイン」という名も知らなかったし、「運命」も(たぶん)冒頭部分しか知らなかった中学1年の私に、その時の映像と音楽は不思議に語り掛けてきたのでした。
当時、束の間の「洋楽少年」だった私ですが、その夜、お年玉を手に近所のレコード店に走り、買い求めたのは「運命」の17センチ盤。
アンタル・ドラティ指揮ロンドン響の演奏でした。
つい一週間前のクリスマスにはサイモン&ガーファンクルのLP「明日に架ける橋」を買ってもらい、毎日聴き倒していたというのに・・・。
その日を境に、急激にクラシック音楽の方へ傾いていった、そのきっかけだったのです。
・・・というお話は、もう何度も書いているのですが、また書いちゃいました。
で、その後、彼らのレコードもゲット。
これも聴き倒しました。
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バーンスタインの「運命/未完成」。
「ニューヨーク・フィルの歴史」というボーナスLP付きでした。
今回、リマスターされた演奏を聴いて、その音質向上は言わずもがなですが、うれしかったのは、LP時代に聴いて驚いたレニーのうなり声が「ちゃんと」入っていたことでした。
それは第4楽章の(リピートされた後の)第272小節。
ここで「ウン!」という彼の大きな気合いの一声(ひと唸り?)が入っていて、それはレコードで聴いていた時の(当時の私にとっては)ちょっとした楽しみだったわけですが、CD時代に入って購入したいくつかのディスクでは、その声が「きれいに(?)」消し去られていたのでした。
今回のリマスターでは、そういう編集が入っていない最初期のテープまでさかのぼって為されたのでしょうか。
いや、ホント、これはよかった(?)ですね。
演奏は、昨日のシューマンと同じく、当時のNYPの魅力がビシバシ感じられるものであります。
もうひとつ、所謂「運命のできるまで」という邦題がついたレクチャーですが、これはTV番組の映像について書いていますので、そちらをご覧ください。
↓バーンスタイン・リマスター・エディションの過去記事
リマスター・エディション届く
Disc1「初期録音」より
Disc2 バーンスタイン/交響曲第2番「不安の時代」「セレナード」
Disc5組曲「火の鳥」&幻想序曲「ロメオとジュリエット」
Disc6「バルトーク/ヴァイオリン協奏曲第2番」
Disc7「春の祭典」
Disc8「ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲」
Disc9「ショスタコーヴィチ/交響曲第5番」
Disc10「大峡谷」&ガーシュウイン作品
Disc11「ドビュッシー/管弦楽のための映像」
Disc12「ヴィヴァルディ、協奏曲集」
Disc13「アイヴズ交響曲、他」
Disc14「コープランド作品集」
Disc15「ピーターと狼」「くるみ割り人形」
Disc16 マーラー「亡き子をしのぶ歌」ほか、マーラーの歌曲集(MS:J.トゥーレル)
Disc17「オン・ザ・タウン」
Disc21 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番(pf:グールド)
Disc43 シューマン/交響曲第1番「春」
Disc85 シューベルト/交響曲第9番「グレート」
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