静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

アバドのベートーヴェン序曲集を聴く

2014年02月09日 22時42分47秒 | ベートーヴェン
 やっぱり休日の我が家は忙しいです。
 ここではまだ言及していませんが、実は我が家は昨年の12月はじめあたりからいろいろありまして、「心を病んでいる」妻にとっては本当に耐えがたきを耐え忍びがたきを忍ぶ日々が続いていますが、ガマンも限界かというときもあり、また追い打ちをかけるように腰痛に見舞われたりもして、本人曰く「泣きっ面にハチやぁ~」な今日だったのです。
 妻が不調と言うことは、当然、私の多忙度も上がるわけで、本日「フル主夫」。
「今日はあったかい」とかTVで言ってたのはウソ(?)で、風は強く、三男がオネショで濡らしたシーツも強風で2度も飛んできやがって、ホンマにバッキャローな一日でした。
 そんな日でありましたが、三男の「移動支援」で空いたわずかな時間に聴いた音盤がこれでした。
 あっ、その「いろいろあっりまして」の部分については頃合いを見て公表いたします。


ベートーヴェン/序曲全集より

「コリオラン」序曲、「エグモント」序曲
「命名祝日のための序曲」、「プロメテウスの創造物」序曲
レオノーレ序曲第3番


管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団



指揮:クラウディオ・アバド



録音:1985年~90年


 アバドのベートーヴェン、ベルリン時代のも好ましいですが、このウィーン・フィルとの交響曲と序曲も、とても好きです。
 音響としては「大人しく美しい」のに、なんかすごく劇的でぐいぐい切り込んでくる演奏。
「ヘンなこと」は一切していないのに綱渡りみたいな切迫感が持続している不思議な演奏でした。
 とりわけ「コリオラン」の緊迫感は鳥肌モンでした。
「プロメテウス」や「命名祝日」の輝かしさも・・・。
 なんか、前に聴いた時とえらい印象が違うなぁ。
 アバドが亡くなって間がないから?
 そんなわけないよね。

 前の自分には聴こえなかった音楽が、今日は聴こえたってことなのでしょう。




 全部を聴く時間はなかったので、聴きたい順に聴きました。

 というところで時間切れ・・・。







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