静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

私が観たフルトヴェングラーの映画

2017年05月31日 20時15分05秒 | その他(指揮者)
上の写真は「ドン・ジョヴァンニ」の一場面。ネットより拝借しました。

フェイスブックの某グループに投稿したものとほとんど同じ内容ですが、私が観たフルトヴェングラー関係の映画の紹介です。
以下の写真は、いずれも所持しているチラシの表裏とチケットです。




「ドン・ジョヴァンニ」

1976年7月12日、大阪毎日ホールにて。








字幕無しとのことで、曲については事前にかなり予習しました。
ヴォーカル・スコアを買って、友人から借りてカセットに録ったベーム盤を何度も聴きました。
姿が見られるのは序曲だけですが、すごいインパクトでした。
これが「動くフルトヴェングラー」初体験でした。
姿は見えませんでしたが、最後の騎士長亡霊の登場など凄まじい迫力でした。
歌手の妙味については、当時はあまり分かりませんでした。
映画に興奮して、チラシと同デザインのポスターも買っちゃいましたよ。



「フルトヴェングラーと巨匠たち」

1977年10月27日、京都府立勤労会館にて。










これは、サントラ盤や放送などで一部の「音」は知っていました。
フルトヴェングラー以外ではワルターのモーツァルト40番、チェリビダッケの「エグモント」序曲、そしてクナッパーツブッシュの指揮ぶりが印象的でした。
クナの映像と音は別物を組み合わせていたようです。
いずれの指揮者でも、ジャケット写真などに使われている瞬間があって、思わず「あっ」と声をあげそうになりました。
「ティル」にバレエ映像が入ってくるのが、なんとももどかしく感じられたものです。
この映画については以前に記事を書いています




「フルトヴェングラー~その生涯の秘密~」

1983年1月16日、大阪毎日ホールにて。








大きなハーケンクロイツの垂れ幕の元で指揮をする衝撃的な、しかし鮮明な映像に驚きました。
フィルムに傷をつけてハーケンクロイツを見えなくしたものと、そのまま見える状態のものと、二種のフィルムがあったように記憶しています。
演奏は鬼気迫るものでした。
イギリスでのブラ4なども強烈なインパクトでした。


物心ついたころからネットと共に生きている人たちには分からないかも知れませんね。
心躍らせて画面に魅入っていた、あのころの私たちの心理などは(笑)。



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