出勤時にLET IT BEを聴いてた昨日の帰路はこれでした。
ANGEL CLARE
ART GARFUNKEL
1. 青春の旅路
2. 悲しみのウィロー・ガーデン
3. 君に歌おう僕の歌
4. 老人
5. 木の葉は落ちて~魂は何処へ~
6. 友に捧げる讃歌
7. ひとりぼっちのメリー
8. 天国への道
9. バーバラ・アレンの伝説
10. もうひとつの子守歌
S&Gが解散して後、アートのソロ・アルバムは73年の当盤まで待たなければなりませんでした(ポールは、その間に2枚のアルバムを出していました)。これはホント、よく聴きましたねぇ。73年から79年くらいまでは、ほとんど毎晩のように部屋で流していたぐらいです。クラシックに傾いた後も、S&Gと彼らのソロ・アルバムだけは、ずっと追い続けています。
名曲「明日に架ける橋」の、あのピアノを弾いているラリー・ネクテルが当アルバムでも何曲か弾いています。「ALL I KNOW」(友に捧げる賛歌)、「OLD MAN」などは絶対にそうですね。どの曲も秀逸だと思いますが、1曲目の「TRAVELING BOY」は、特に高校から大学の間、かなりのめりこんで聴いてました。あの不釣合いな長さの後奏も好きで好きで、フェイド・アウトが始まったあたりから録音レヴェルを上げて、ギリギリまでよく聞こえるようにダビングしたものでした。「天使の歌声」などと、ちょっとメルヘンチックで甘ったるい邦題がついてますが(原題も大差ないか???)、その美しい歌唱と裏腹の血生臭い内容の詩もあります。また、先のネクテルのピアノに限らず、1曲1曲のバックの丁寧さ素晴らしさが、何年間も聴き続けて、なお色褪せない魅力の要因かと思います。このアルバムで、解散後のS&Gを追い続ける決心をしたと言ってもいいでしょう。ポールのアルバムも好きですが、時に戸惑いや物足りなさを感じたこともありました。しかし、アートのアルバムには裏切られたことはありません。そして、このディスクの1曲1曲を聴くとき、歌詞の内容とは無関係に、もう、どうしようもないくらいに脳裏に密接に焼きついている私の若き日の様々な場面がいまだに思い起こされるのです。
それにしても、この頃のアート・ガーファンクルの輝かしいまでの高音の冴えは、もう、今の彼からは聴けないのでしょうね。
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S&Gが解散して後、アートのソロ・アルバムは73年の当盤まで待たなければなりませんでした(ポールは、その間に2枚のアルバムを出していました)。これはホント、よく聴きましたねぇ。73年から79年くらいまでは、ほとんど毎晩のように部屋で流していたぐらいです。クラシックに傾いた後も、S&Gと彼らのソロ・アルバムだけは、ずっと追い続けています。
名曲「明日に架ける橋」の、あのピアノを弾いているラリー・ネクテルが当アルバムでも何曲か弾いています。「ALL I KNOW」(友に捧げる賛歌)、「OLD MAN」などは絶対にそうですね。どの曲も秀逸だと思いますが、1曲目の「TRAVELING BOY」は、特に高校から大学の間、かなりのめりこんで聴いてました。あの不釣合いな長さの後奏も好きで好きで、フェイド・アウトが始まったあたりから録音レヴェルを上げて、ギリギリまでよく聞こえるようにダビングしたものでした。「天使の歌声」などと、ちょっとメルヘンチックで甘ったるい邦題がついてますが(原題も大差ないか???)、その美しい歌唱と裏腹の血生臭い内容の詩もあります。また、先のネクテルのピアノに限らず、1曲1曲のバックの丁寧さ素晴らしさが、何年間も聴き続けて、なお色褪せない魅力の要因かと思います。このアルバムで、解散後のS&Gを追い続ける決心をしたと言ってもいいでしょう。ポールのアルバムも好きですが、時に戸惑いや物足りなさを感じたこともありました。しかし、アートのアルバムには裏切られたことはありません。そして、このディスクの1曲1曲を聴くとき、歌詞の内容とは無関係に、もう、どうしようもないくらいに脳裏に密接に焼きついている私の若き日の様々な場面がいまだに思い起こされるのです。
それにしても、この頃のアート・ガーファンクルの輝かしいまでの高音の冴えは、もう、今の彼からは聴けないのでしょうね。
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天使の歌声アート・ガーファンクルSony Music Directこのアイテムの詳細を見る |
S&Gは、私も散々聴きましたね。
そして、ポール・サイモンよりは、アート・ガーファンクルのナイーブな歌の方が好きです。
ビートルズのジョージのような存在に思えるのかもしれません。ご紹介の1枚、ジャケットを拝見してとても懐かしく思い出しました。ガーファンクルは、あと数年後の「シザーズ・タッチ」というLPも大好きです。
これまた、触発されて記事にしてみたくなりました(笑)
シザース・・・(「シザース・カット」じゃなかったですか?)は、発売後すぐに買いました。買ったのは、なんか晩秋か初冬のような記憶ですが、違うかも知れません。ちょうど「ラ・ボエーム」のレコードを初めて買った頃で、両者、とっかえひっかえでしたね。アルバムに隠し込められたアートの個人的な思い入れがこっちの気持ちと共鳴して、何度も何度も聴きました。
彼はソングライターではなかったですが、選曲の妙で、どのアルバムも見事な統一感を実現していたと思います。
連続のコメント、どうもありがとうございました。