静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

大輔ギャスタンク/ハッシャ・ダイ

2008年01月04日 02時10分27秒 | クラシック以外の音楽
さて、正月も終わって、また「日常」が戻ってくる。
ブログも正月休み決め込んで(レスや他所様へのコメントはしてたけど・・・)、その分、ゆっくりさせてもらった。
あ~よかったなぁ。
まあ、4日は休暇取ってるから本格始動は7日からだけど、ぼちぼちと心身を慣らしていかないとね。
以前みたいに、すぐに切り替えが出来難くなっているから・・・。

で、新年初の音盤感想文だけど、地元のヒップホップ系のバンドハッシャ・ダイのCD(正確にはCD-R)について書こう。

大輔ギャスタンク/ハッシャ・ダイ


① つらい時 楽しい時
② Highly
③ 天使の羽
④ イキテクダケサ
⑤ 蛇口ジャグジー




これ、ちょっと前から頻繁に聴いてる。
すっごく気に入っている。
ボーカルは、ちょっと佐野元春に似てて声質といい切れといい、まことに気持ちよい。
バックは「どっかで聴いたな~?」って思ったら、キング・クリムゾンのTwenty First Century Schizoid Man(1stアルバム収録)に、どこか似ていて、これ素敵だ。

ふだん、気が滅入ったり腹立ったりした時に聴く音楽があるが(例えば、今の自分だったらショスタコーヴィチとか・・・)、このアルバムも、そんな時に気分をスカッとさせてくれそうだ。
スカッとするだけでなく、何と言うか、心が大らかになるみたいだ。
チマチマしたこと、些細なことなんか「どうでもええやん」って、どっしり構える気持ちにさせてくれる。そういう不思議な力を感じる5曲だった。
シンプルな言葉の連なりが、ただの羅列とは本質的に違う、ある種の重みを持って続いている。


不思議だな。

ベルリン・フィルのジルベスタを、今回は「ちゃんと」視聴した。
上手いオケ。そして、ラトルはすっごい才能ある音楽家だな。文句のつけようがない。
でも、・・・・でも、も一度観たいとは思わなかった。

あとで聴いたカラヤンの「フィンランディア」(60年代盤)、あの音が、僕の好きな「ベルリン・フィル」の音。
なんて言うか「合う・合わん」「好き・きらい」の世界だからね。

ハッシャ・ダイは素晴らしい。
あんまりエエから、5曲に続いてイケイケ曲趣を入れた特別MDを作っちゃった。


『希望の園』のBIG NEWSさっ!!
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2 コメント

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ハッシャダイ (パンダ)
2008-01-04 07:40:50
CDお買い上げありがとうございました。
ジャケットのデザインと印刷だけは業者にしてもらいましたが
録音、編集、ダビング等々全てスタッフの手作業で作りました。
CDへのデザインと印刷は私が担当しました。

素敵なコメントをいただき恐縮です。
早速メンバーに伝えさせていただきますね、

実は私はこの系統が苦手なんですが
なんかハッシャダイの曲だけは耳についてしまうんですよね

あの動かない体で一生懸命演奏している姿を見ていると感動します。
とにかく練習も中途半端じゃないですから
魂はこもっていますね!
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>パンダさん (親父りゅう)
2008-01-04 11:08:49
ジャケ・デザインもかっこいいです。

曲は、どれも本当にいいです。
聴いてて力が湧いてくるし、開き直りを支援してくれそうですし、響きもラップの波長が自分の気持ちとぴったんこです。

こういうのを、キレイゴトみたいな「しょうがい者福祉」の授業をしているガッコウのセンセイの鼻先で鳴らしてあげたいものです・・・あっ、ちょっと言い過ぎました。

私は実際の演奏を見ていませんし、メンバーの皆さんと面識もありませんが、純粋に音楽として惹かれました。

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