静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

文化祭

2008年11月16日 10時54分33秒 | 家族(こども・しょうがい・学校・介護他)
昨日は「りゅう」の特支援学校の文化祭。
たぶん来年度はW特支援学校へ転校するから、「けん」から数えて13回目の文化祭だけど今年で最後の文化祭。
いつものように子ども達のキラキラした笑顔や歓声がいっばいの文化祭でした。

今年から体育館での発表の際、小学部・中学部の部と高等部の部で観客を入れ替えることになりました。
子どもの数が増えて、当然、保護者の数も増えているからなのですが、これはよかったと思いました。
「入れ替え」と言っても場外に出るわけではなく、「優先席」を入れ替わるということですから、他の部でも後ろの方で十分に楽しめました。
「りゅう」たち小学部は、今月末に名古屋フィルが来校するということもあってか、オーケストラ仕立てで合奏をしてくれました。中にはとてもリズム感のよい子もいてびっくりでした。
「りゅう」は、リズム打ちなどは難しいですが(自発的に体でリズムは取れますけどね・・・)、音楽(音)に囲まれて楽しそうな笑顔でしたから、まあ、彼なりに楽しんでいたのでしょう。

中学部や高等部の発表も、それぞれの持ち味があって楽しく良かったです。
ただ、(特に高等部は)人数が多くなってきたこともあり、子ども達の多様な良さ、存在感を伝えるのに先生方も苦労していることが感じられました。
まあ、もっとゆったりやってもいいのでは?と言いたくなる発表もないこともなかったです。

体育館の発表が終わると昼食(教室にて)、そしていろいろなコーナーを親子で旅して回るのですが・・・

発表が長かったからなのか、何故か分からないけど昼食時には「けん」が不機嫌になってて、隣に坐ってるよそのお父さんの髪の毛を引っ張ったり、家に居る時と同じような荒げた声を発したりと、落ち着かない昼食でした。
私も、自分がオニギリ何個食べたのか分からなくなっちゃいました。
食べた後は、カミさんと「けん」、私と「りゅう」に分かれて校内をブラブラと。
「りゅう」は車椅子に乗せてましたが、こっちも不機嫌モードで困りました。
とにかく、お目当ての干支の焼きものと手作りカレンダーだけゲットして、また教室に戻り、「りゅう」の好きな紐を手渡し落ち着かせました。

ちょっと落ち着いたので再び校内散策へ。
中庭で、いつもの自転車列車に乗ったりしてるうちに、いつもの「りゅう」に戻っていきました。



「けん」の方も大好きなM井先生にも会えて、ちょっと笑顔が出るようになったみたいです。
でも、閉会式の頃は、疲れたのかフロアにへたりこんでました。

「最後の文化祭・・・」なんて感慨に浸ってるゆとりも無く、閉会式のときには、作品展示を全然見ていないことに気付き、一人駆け足で見てきました。



細かいことでいろいろと思ったこともありましたが、それはまた学校へのアンケート(意見)で出しておきましょう。
今、ここで書くことではないでしょう。

全体的には今年も素敵な文化祭でした。
子ども達の笑顔が会場のどこに行っても溢れるように見られることが何より素晴らしいです。


帰宅後は、奥の院でゴロ寝しながらショスタコのチェロ・ソナタやピアノ・ソナタ、朝比奈のブルックナーなどを聴いてました。
「けん」が中央席を占拠してますので、サイド席でヘッドフォン使用でした。






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