ボンジュ~ル
マダ~ム マドモアゼ~ル
オマケ デ
ムッシュ~
サヴァビヤ~ン
今日はパンについて話をしてみましょう
私がパン好きなのはお袋譲りでしょう
幼い頃 柔らかい菓子パンや食パンで過ごしていたある日
お袋がお友達と都内に遊びに行った帰りに
当時としては珍しいハード系のパンを買ってきてくれました
ハード系のパンの美味しさを知らなかった私は
「堅いパンだなー!」なんて言いながら食べ何処に美味しさがあるのか
その時はあまり思いませんでした
次の日に小学校から帰ってお腹の空いていた私が
前日にお袋が買ってきたパンの残りを見つけて
おやつがわりに食べてみたらこれがなかなか香ばしくて
堅いけどこのパンもなかなか美味しいな~
なんて思ったのです
堅いハード系のパンを食べきってから数日経って
また 買ってきてほしいなーなんてお袋にせがんで居ました。
料理人になってパンはとっても身近な素材になり
賄いや ちょっと小腹が空いた時に ひょいと口にする事もしばしば出来るようになり
パンは身近な存在になりました
そんな頃 お袋が糖尿病になってしまいカロリー制限での生活を始め
カロリー制限で思うように好きなパンも制限ないで食べていましたから
ご飯に比べて満腹感が少ないので自然とご飯の食事が主になり
ストレスもかなりあったのでしょう
私が30才の時にフランスに修業に行く前に
合併症で入院しているお袋のお見舞いに行った時に
「病院の外にあるパン屋さんからパンを買ってきてくれる?」と
その時 私は糖尿病ではなかったし
カロリー制限や糖尿病の食事について知識もなかったので
「お袋 俺 糖尿病の食事がどれを食べていいかカロリーとかわからないんだけれど
パン って病院で出される食事以外で食べてもいいの?」と尋ねると
口つぐみ 気まずそうなお袋がそこに居ました
そんな お袋に私は
(食べれるなら 食べさせてあげたいと せつない気持ちで一杯になりました)
お袋もパン好きだったので 辛かったとつくづく思います
当時はカロリー制限でしか糖尿病の血糖値コントロールしていなかったので
病院の食事も 栄養とカロリーを考慮した食事だった為
間食もないし 食べる事が好きなお袋もかり辛かったのではと思いました。
まだ糖尿病医学会ではカロリー制限で患者さん達に指導している昨今
京都 高雄病院の江部康二先生が多くの患者さんはもとより
自身の糖尿病に体験しながら進めている糖質制限を推進しています。
そして今では沢山の糖質を抑えた
食品もパン、スイーツなども買えるようになってきました。
私もパン好きの上 ご多分に漏れず 糖尿人(1型)でカロリー制限で
空腹感にかなり辛い思いを抱いて生活をしていましたが
ある きっかけで糖質制限食の事を知って
江部康二先生の講義と糖質オフの焼肉のフルコースを食べれるセミナーに参加して
食べる喜びを心身共に感じ 感激しました!
そして 糖質制限食で同じような感激をして
糖質制限で一人でも多くの人に喜んでもらいたい!と思い
私のお店での糖質オフコースにお出ししている
パンも試行錯誤しながら
低糖質で香ばしく美味しい満足できるパンになりました。
召し上がっていただいたお客様からは
とっても美味しいと評判頂いており嬉しいかぎり♡
このパンで 糖尿病、メタボリック、ダイエットの方たちも
気にせず安心して召し上がっていただけたらと思います。
このローカーボパン 1個の糖質量約 2.4g ¥150
(普通のフランスパンの糖質量は厚さ3cm 1枚 30gで 糖質量 54.8g)
私が作るローカーボパン あの頃のお袋に捧げます!
糖質オフランチでお召し上がりいただけます
ビストロ レアール
石川県小松市串町東118 エスト!ビル1F
営業時間 1:30~14:00(L.O)
18:00~21:00(L.O)
木曜定休
電話 0761-43-1206